冬の足元に欠かせないタイツですが、ふと気が付くと穴が開いている!
なんてことありますよね。
特に黒いタイツだと、目立つし他人の目が気になってお出かけどころではなくなってしまうことも。
そんな時、ササっと隠せてしまう応急処置や、補修方法についてご説明いたします。
もくじ
薄手のタイツの穴の補修や応急処置はどうするの?
こちらでは、出先でも簡単に出来る応急処置をご紹介します。
1. マニキュアのトップコートを塗る
伝線するような、薄手のタイツにはこちらがおすすめです。
穴が開いてしまった!と思ったら、それ以上広がらないようにまずトップコートを塗ってください。
トップコートを塗ることで、穴の開いたまわりの繊維を固めてくれるので、それ以上穴が広がったり、伝線してしまうのを防いでくれます。
更に、トップコートは速乾性がありすぐに乾くのと同時に、小さく持ち運びも容易なのでおすすめです。
もし持っていなくても、コンビニや百均、ドラッグストアなど取扱店も多いので落ち着いて探してみてくださいね。
2. ヘアスプレーを吹きかける
穴が開いてしまった所にヘアスプレーを吹きかけます。
こちらも、トップコート同様穴のまわりの繊維を固めてくれるので、広がりを防ぎます。
分厚いタイツの穴の補修や応急処置は?
伝線はしないけれど、分厚いタイツ(特に黒)は穴が開いたら地肌が丸見えで目立ちますよね。
そんなタイツの穴には、靴下補修パッチがおすすめ。
虫刺されパッチのような要領で、布で出来たパッチを穴に貼るだけの便利グッズが販売されています。
アイロン不要で、シールになっているので外出先でもパッと貼れてしまいます。
洗濯もOKです。
以下は、おすすめはしないけど私が実際にやっていた方法です。
肌にも悪いし後の処理が大変なので、おすすめはしません、でもとっても手軽な方法。
それは、穴の部分の地肌をマジックで塗る!です。
タイツの穴って、大きくても5ミリほどですよね。
なので、そこをマジックで塗ってしまいます。
これで、遠目には全く分からなくなりますよ。
ただ、脱いでから足に大きなホクロが急に出来た!とびっくりすることもあるので気を付けてくださいね。
タイツの穴を縫って直す方法
お出かけ前にタイツの穴に気付いた場合は、是非縫って直してあげてください。
これが一番綺麗にタイツを蘇らせてあげられる方法です。
洗濯も大丈夫なので、穴が開いてからも長く使うことができます。
では、縫い方です。
用意するもの
・針
・糸(タイツと同じ色)
・ハサミ
1. タイツを裏返します。
2. 穴のまわりを縫います。
穴の上部から針を入れ、下部から出す、を繰り返します。
穴に近すぎると穴からほつれてきます。遠すぎても表面から見るとつってしまいます。
細かく縫うほど、丈夫に補修され、穴も目立ちにくくなります。
タイツは履くときに伸縮する衣類ですので、縫うときに糸を引きすぎると履いているうちに糸が伸びきって切れてしまうこともあります。
加減が難しいですが、穴は塞がっているけれど糸がピンと張りすぎていない程度に糸を引くようにしましょう。
3. 返し縫いをして完了。
玉止めすると、履いた時にゴロゴロと違和感が出てしまうので、②で縫ったのと同じ所を2往復ほどします。
すると、糸が絡まりほどけてくることはありません。
表に返して穴の部分に軽くアイロンすると、より一層綺麗に仕上がります。
穴は直さずにアレンジするのも!
これまでは、穴を直す方法をいくつかご提案してきましたが、考え方を変えて穴はそのままで、アレンジする方法をいくつかご紹介します。
1. リボンやアップリケなどを貼る。
穴が開いた場所にもよりますが、リボンやアップリケで穴を塞ぐという方法もあります。
アップリケといえば、子どもの服の補修方法の定番というイメージの方も多いかとは思いますが、タイツに使うのも個性が出るのでおすすめです。
小ぶりなドットのアップリケを、穴の場所だけではなくランダムに配置したり、リボンをクルッと1周巻くのもおすすめ。
アイロンで簡単に接着できるものもたくさんあります。
皆と同じタイツだからこそ、個性を出してみてはいかがですか?
2. ダメージ加工にする
こちらはとても大胆な方法ですが、穴が開いたのならもっと開けてしまえ!という考え方。
ダメージジーンズが流行しているのと同様、ダメージ加工されたタイツも実は販売されています。
タイツにダメージ加工されていることで、足が細く見える効果も!
穴を塞ぐよりも、穴を開ける方が作業的には楽しいかもしれませんね。
さいごに
せっかくおしゃれして出かけても、タイツに穴が開いているとそればかり気になってしまいますよね。
広がらないようにマニキュアのトップコートで応急処置をしたり、補修用パッチを貼るなど、外出先でも出来る対処法はあります。
気分を落とさず、落ち着いてその場で出来る最善策を考えて、お出かけを楽しんでくださいね。