【ごはんジャパン】甚五右ヱ門芋の通販取り寄せ方法！森の家もご紹介

12月8日放送の『ごはんジャパン』では、伝統の里芋、甚五右ヱ門芋(じんごえもんいも)が紹介されました。甚五右ヱ門芋はお取り寄せ通販ができるのでしょうか。

また、甚五右ヱ門芋を作っている農家、森の家さんについても詳しくご紹介します。

ごはんジャパンに登場！甚五右ヱ門芋(じんごえもんいも)とは

甚五右ヱ門芋は500年以上受け継がれてきた里芋です。

里芋の種類は意外とたくさんあって一般的には土垂れ、石川早生などの品種群が8割あります。

品種改良することもなく、先祖代々引き継いできた希少な里芋、佐藤家の家宝として一子相伝（一人の子、または一人の弟子に代々伝えること）されてきた幻の里芋です。

甚五右ヱ門芋は、細長で餅のような弾力と柔らかくぬめりが強いのが特徴。

１つの種芋から親芋1つ、親芋から６つ程度の子芋でき、さらに孫芋が２０～３０個できる、この種芋を先祖代々絶やさず生産しています。

甚五右ヱ門芋と名付ける前は長連芋と呼ばれていたようですね。

子芋の形が七福神の長連頭（福禄寿）に似ていたので長連芋と呼ばれていたのが、10年前に改名、佐藤家のご先祖様のお名前から甚五右ヱ門芋と屋号を付けて売り始めたのです。

甚五右ヱ門芋が特別おいしい理由

甚五右ヱ門芋はなぜそんなに美味しいのか、真室川からの湧き水で田畑を潤し粘土質で水分を保つ大谷地という土地でしか育たないものだから食べた瞬間、感動するほど美味しいのです。

甚五右ヱ門芋は洋食の食材としても人気が高く、シェフに認められた食材。

収穫時期は10月から霜が降りる前に収穫します。

本当に人気の高い甚五右ヱ門芋ですので中々手に入りにくい幻の食材です。

里芋は、低カロリーで食物繊維が豊富でムチンなどが含まれています。

ぬめりはムチンの成分、ねばねば食材にも含まれています。

ムチンは消化促進を促す作用があるので疲労回復に効果的と言われています。

普通の農家では親芋は食べないのですが、甚五右ヱ門芋は親芋も食べれるという、子芋とは違った食感でコロッケなどにするとクリームコロッケのように甘くておいしいですよ。

祖父の佐藤信栄さんが一番美味しい食べ方をご紹介していました。

皮ごと蒸してつるりと皮を剥き塩をつけて食べるのが一番美味しいと言われてました。

お芋の味がそのまま味わえて本当に美味しそうですね。

甚五右ヱ門芋を作っている農家「森の家」

今では甚五右ヱ門芋を作っているのは佐藤さん農家一家族だけ。

山形県の北部、最上郡に位置し、真室川町。北には秋田県が接している場所にあります。

室町時代より代々続く農家で甚五右ヱ門芋をつくっているのは佐藤信栄さんと孫の春樹さん。

今は「森の家」として農家を営んでいます。

春樹さんは会社員から転身して跡を継いでいます。

春樹さんで20代目、歴史ある農家。

春樹さんが継ぐ前の里芋はおばあちゃんが家で食べるように育てていたもの

家で食べる分だけ種芋を作っていたので最初は20株ほどしかなかったようです。

春樹さんは宝物を見つけた気持ちで栽培を引き継ぎ、世の中へ送り出したのです。