11月21日にNHKで放送の『歴史秘話ヒストリア』は鳥羽伏見の戦いでした。見逃した方にその内容と再放送日時、動画の配信などについてまとめましたので、シェアします。一番最後は放送内容ネタばれを含みますのでご留意くださいね。
もくじ
歴史秘話ヒストリア「鳥羽伏見の戦い」の内容
歴史上の人物や事件、その中であまり注目されていない部分にスポットを当ててくれる歴史秘話ヒストリア。今回は鳥羽伏見の戦いです。
(放送内容のネタばれは、このページの最後のほうに書きますので、放送後に読みたい人だけどうぞ!)
2018年11月21日の歴史秘話ヒストリアの番組内容
もしこの戦いの結末が違っていたら、明治維新はなかった!?
今から150年前、旧幕府軍と新政府軍が激突した鳥羽伏見の戦い。
新政府軍の3倍の兵力を擁し、圧倒的な優位に立っていた旧幕府軍は、7日間にわたる激戦の末、謎の大敗北を遂げる。
いったい何があったのか?そこには、リーダーのありえない判断や味方の裏切り、運命のいたずらがあった。
新資料から、勝敗を分けた原因を徹底検証。
日本の未来を賭けた戦いの真相に迫る出演キャスター:井上あさひ
放送日時:2018年11月21日(水) 22時25分~23時10分
歴史秘話ヒストリア「鳥羽伏見の戦い」の再放送日程
NHKの歴史秘話ヒストリアは、毎回再放送を行っています。
今回の「鳥羽伏見の戦い」の再放送日程は
2018年11月24日(土)10:05~10:50
となっています。
同じくNHK総合、地上波での放送です。
歴史秘話ヒストリア「鳥羽伏見の戦い」の動画配信
放送を見逃したり、再放送も見逃したり見れない予定が出てきたり。
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歴史秘話ヒストリア「鳥羽伏見の戦い」の内容(ネタばれ)
では、番組内容をレポートしてみたいと思います。
11.21 (水)22時25分〜NHK歴史秘話ヒストリア「鳥羽伏見の戦い」
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「鳥羽伏見の戦い」とは、1868年の1月3日から6日に起きた、薩摩藩と長州藩を中心とする新政府軍と、15代将軍徳川慶喜を擁する旧幕府軍の戦いです。
1869年6月まで続く「戊辰戦争」の初戦になっています。
新政府軍の兵力が約4000~5000人、旧幕府軍の兵力が約15000人だったといわれていますから、兵力だけ考えれば3倍の差。どう見ても新政府軍は不利だったはず。しかし旧幕府軍は大敗北。
時の将軍、慶喜は病と称して戦いには出なかったし、この7日間、裏側ではどうなってたんでしょうね。
精鋭部隊「伝習隊」
旧幕府軍は、以前よりヨーロッパ仕込み、フランスの士官を招いて軍事訓練を徹底していました。
シャスポー銃という連射性の高い銃を装備。敵が1発打つ間に4発打てる、7秒で装填できる銃。
すべてが優位なはずでした。
西郷隆盛 新政府軍の奇策
使える兵力は4000程度。西郷は進軍ルートを二分し、鳥羽街道と伏見に配置します。
1月3日鳥羽街道にて新政府軍と旧幕府軍は対峙。旧幕府軍の滝川は恐れをなして薩摩郡が道を開けるはずだと思ったのでしたが・・・。
道を開けろという旧幕府軍に対し、新政府軍は御所に許可を取ると言い、時間稼ぎをします。その間に新政府軍は体制を変化させます。
旧幕府軍は鉄砲に弾を込めていなかった!?
旧幕府軍は待ちぼうけを喰らいます。しびれを切らしたのですが、何と銃に玉を込めないまま戦いに挑んでしまったのです。
そこで戦が起きるとは想定していなかった。内集団バイアスに陥っていたと言います。
自分の組織が優れていると思い込み、新政府軍を過小評価していたのです。
そうして戦いの準備ができていない旧幕府軍は進軍。そこを隠れていた新政府軍が銃を打ち込み、旧幕府軍が大パニックに陥り、緒戦で敗北します。
戦略拠点伏見 新選組土方歳三は敗北
土方は、「名刀 和泉守兼定」で挑みましたが、銃で武装した旧幕府軍に負けてしまいます。
「刀の時代は終わった」と土方は後に言ったそうです。
難攻不落の淀城 淀藩の裏切りの真相
藩主稲葉は旧幕府軍にとって、戦局を盛り返す頼りになる人物であるはずでした。
しかし、淀藩は旧幕府軍を裏切ります。
裏切り事件の新資料が発見されたのですが、淀藩は、戦いの1ヶ月前から旧幕府軍から城を貸してほしいと言われていました。
藩主が不在だったので、それを理由に断りましたが、そのかわりに少し離れた本陣に場所を貸します。
その時から、淀藩と旧幕府軍の連絡が疎かになり始めました。
しかし、
「戦が起きて大変動が起きているのに、徳川殿よりなんのお達しもない」
淀藩主はどんどん不安になっていきます。コミュニケーションが不足するとその人のことを信じられなくなるのです。
併せて新政府側の三条実美から、幕府側についてはいけないと圧力をかけられていました。
結果、淀藩は主である旧幕府方につくことを拒んだのでした。
淀城に入れなかった旧幕府軍は後退を強いられます。
徳川慶喜の驚きの行動
神君家康の再来とまで言われた慶喜。しかし鳥羽伏見の戦いではその姿はありませんでした。
慶喜は以前より勢力挽回の機会を狙っていました。
しかし、戦わずして敵を倒すことを考えていたのです。
開戦前、圧倒的に有利だった慶喜の旧幕府軍。薩摩軍を兵糧攻めにして撤退するのを待つ賢い作戦を考えていました。
しかし、大阪には戦を望む怒った兵士たちが集まってきてしまったのです。
そこで慶喜は、戦わずして勝つ方法を捨てて、開戦を許します。
「兵の激昂は激しく、とても制することができない。拒めば上様を刺して脱走しかねない」
側近の記した文章にはこう残っていたそうです。追い詰められて開戦を許したようです。
そして予想外の劣勢になった時、慶喜は最後まで戦う激を飛ばします。
「たとえここで討ち死にしようとも、私の意志を継ぐものが後に続くだろう!」
劣勢に追い込まれていた旧幕府軍は慶喜の言葉に感激し、死を覚悟して戦うことを決意します。
旧幕府軍は最後の戦いに士気高く望むはずでした。
しかし・・・
慶喜が城にいないという噂が軍の中に立ちます。
慶喜の部屋に行ってみると、もぬけの殻。
慶喜は兵を置き去りにして、江戸へ逃亡したのです。
この理由、慶喜の考えについては文献が残っていません。
慶喜の責任感のない行動が旧幕府軍を崩壊させます。
リーダーを失い、兵は散り散りになって、戦意喪失するもの、逃亡するものが現れ、またたく間に崩壊しました。
主を失った大阪城は炎に包まれ、敗北。
江戸に到着した慶喜は新政府に従うことを表明。
旧幕府軍の敗北で7日間の戦いは幕を閉じました。
おわりに
歴史秘話ヒストリアの「鳥羽伏見の戦い」について、番組内容と見逃し動画配信のまとめでした。
映像で出た絵巻物や刀、文書が見られたのは貴重でしたね。
あと、戦局劣勢になったときの慶喜の激の全文もかっこよかったです(でもブレブレで逃げ出しましたけどね)
このあたり、再放送や動画配信サービスで見ていくと面白いと思いますよ。
リアルタイムで見た後、動画でももう一度見直して、再考察して楽しんでみたいと思います。