箕面公園の紅葉が毎年11月中旬から見頃になってます。箕面公園の見どころや魅力、紅葉を見るコースや周辺にある足湯スポットなども交えてご紹介します。駐車場はシーズン中は鬼のように混みますので要チェック!滝と山の紅葉のコラボが楽しめる箕面公園を満喫しましょう!
箕面公園の紅葉2018の見頃は?
箕面公園の紅葉は、例年11月中旬から12月上旬にかけて見頃となります。
2018年の見頃も11月中旬から12月上旬です。
また、2017年の台風被害により、土砂崩れが起きており、箕面大滝までの道が完全通行止めになっていましたが
2018年の紅葉のシーズンに向けて、10月末を目指して復旧作業をされているそうなので、楽しみに待ちましょう
2018年6月時点でも、滝へ行く左岸山道は通行できるので、普通に滝には行けるようになってますよ!
ただし、舗装されていないし、階段やアップダウンがありますので、ベビーカー等は通行できません。
足に不安がある方や、お子様連れの場合は、車でドライブウェイ(府道43号)をあがり、大日駐車場より15分歩けば大滝にたどり着きます。
(この後、大日駐車場の情報も詳しくご紹介しますね!)
箕面公園の周辺は、台風や大雨で通行止めになることが多いので、紅葉を見に行くときも天気情報には注意したいところです。
箕面公園の紅葉の特徴
阪急箕面駅を降りると、箕面山が目の前に見えます。
箕面公園は滝と渓谷があり、山肌に生えている紅葉は、場所によって色づきのタイミングが異なります。
全部が一気に真っ赤になるのではなく、川沿いを歩いて進んでいくにつれて変わっている紅葉の色を楽しむことができます。
最寄り駅から、箕面公園、そしてその奥にある箕面の滝までは、40~50分歩く川沿いハイキングコースです。
紅葉の種類は
・イロハモミジ
・ヤマモミジ
・ウリカエデ
などで、約5000~6000本も生えています!
紅葉の木の種類によって色が違うせいか、山一面が一色に染まる感じではなく、赤やオレンジがかった色などモザイク画のように織りなされた景色を見ることができます。
シーズン中、紅葉以外の木の緑もあり、谷沿いの道は木漏れ日の中を歩きながら自然を満喫できます。
空気がおいしいんですよ!
箕面公園は「森林浴の森100選」にも選ばれているスポットなのです。
日常を少し離れて、自然の中で深呼吸しながら、あでやかな紅葉を見られるのが特徴ですよ。
箕面大滝と紅葉
「日本の滝100選」にも選ばれた箕面大滝。
ホトトギス派の俳人、後藤半夜は「瀧の上に水現れて落ちにけり」という有名な句を作りましたが、箕面の滝を詠んだとされています。
滝は岩肌をまっすぐに滝つぼへと落ちていきます。
かつては修験者が修行に使っていた滝としても有名です。
滝壺の近くまで寄っていくと、細かな水しぶきが肌にひんやりと感じられます。
滝の前にはベンチが用意されていて、座って休憩ができるようになってます。ゆっくり滝と紅葉のコントラストを楽しめます。
名物の紅葉の天ぷら
駅前から箕面公園への道沿いにはカフェやレストラン、お土産屋さんが軒を連ねています。
どこのお店も、名物の紅葉のてんぷらを販売しています。
そう、本物の紅葉の葉っぱを、てんぷらにしているのです。
サクサクのてんぷらの衣は通常の天ぷらより分厚く、小麦粉と砂糖とゴマを使って作られていて、甘い味付けです。
お菓子を食べている気分。
あえて何かに例えるなら、食感はインドのパコラに近いかもしれません。天ぷらというより独自のスナック菓子なのです。
ソフトクリームに紅葉の天ぷらをトッピングしたものもあり、おやつにピッタリです。
箕面に来たら必ず買って帰るというファンもいるほどの人気です。
箕面の特産品はゆず
地元の特産品は「ゆず」です。
駅を降りて1分ほど歩くと、箕面駅近くのアンテナショップ箕瀧案 (ミノタキアン)が目立ちます。
こちらでは、ゆずソフトやゆず最中、ゆずサイダーなども売られています。ポン酢やドレッシングなどもあって、お土産には困りません。
土日祝日限定で、ゆずコロッケも販売されています。珍しい!さわやかな味です。
箕面といえばサルでしたが・・・
昔は滝までの遊歩道に、本物のサルがうろうろしていました。
しかし、箕面市が平成22年4月に「箕面市サル餌やり禁止条例」を施行し、餌をやった人には指導、従わない場合は1万円以下の罰金となりました。
これが効いて、今ではサルは見かけなくなってます。
箕面公園のアクセス
大阪市内からだと、約30分の電車移動でアクセスできます。
住所と地図
〒562-0001 大阪府箕面市箕面公園
電車でのアクセス
大阪の梅田からだと、阪急宝塚線に乗り、「石橋駅」へ。(急行が便利)
「石橋駅」からは、阪急箕面線の各駅停車に乗り、「箕面駅」へ。
阪急箕面線「箕面駅」下車してからは、箕面駅前から公園入口(一の橋)まで歩いて5分、箕面大滝までは歩いて約40分
バスでのアクセス
北大阪急行線「千里中央駅」から阪急バス(11番停留所)→ 「箕面」(箕面駅前)
箕面駅前から公園入口(一の橋)まで歩いて5分、箕面大滝までは歩いて約40分
駅から歩いていく場合は、歩きやすい靴と服装で行きましょう。なかなかのハイキングコースです。
箕面公園の駐車場情報
公園内、滝道沿いには駐車場はありません。
カーナビに箕面公園の住所を入れると、公園内を通過できるような表示がされることがあるのですが、
車両通行ができません。
駐車場は、ドライブウェイ沿いの大日駐車場か、阪急箕面駅近くの有料駐車場を利用することになります。
大日駐車場
箕面の滝から徒歩10分程度のところにあります。最寄りの駐車場はここです。
住所:562-0001 大阪府箕面市箕面1656 付近
※カーナビでは目的地検索ではなく、住所を入力してください。
営業時間:9:00~17:00 ※11月の土・日・祝は8:00~17:00
収容台数:70台
料金:無料期間と、有料期間がある。1000円/1台
2018年4月14日(土)~12月9日(日)までの期間、土・日・祝は有料
以下の期間は平日も有料。
ゴールデンウィーク:2018年4月28日~5月6日
夏休み期間:2018年8月4日~9月2日
紅葉シーズン:2018年10月27日~12月9日
収容台数が少ないので、紅葉の時期はいっぱいになるのが早いです。
ここに止めるなら、早めに到着するよう心掛けてください。絶対に8時到着を目指したいところ。
また、紅葉シーズンには交通規制があります。11月中の土・日・祝は9:00から18:00の間は府道43号線が北行一方通行となります。
やはり紅葉の名所だけあってかなり混雑します。箕面市も公共交通機関の利用をおススメされてます。
もし大日駐車場で車が止められない場合は、交通規制の中、山道を延々走って駅前に戻ることになります。かなり時間をロスしますし、渋滞に巻き込まれるので紅葉シーズンは大変です。
次にご紹介する駅前の駐車場に止めて、駅前から箕面公園まで歩くのがおススメです。
箕面駅前第1駐車場
【住所】大阪府箕面市箕面6丁目4−10
営業時間:年中無休24時間
収容台数:自動車 285台、50ccを超える自動二輪車 27台
料金:
普通車 8時00分~20時00分:30分/100円
20時00分~8時00分:60分/100円
24時間最大料金:1,600円
夜間最大料金(20時00分~8時00分):600円
自動二輪車 0時00分~24時00分 1日/300円
箕面駅前第2駐車場
【住所】大阪府箕面市箕面5丁目12−67
営業時間:午前6時30分から翌日午前0時30分まで
収容台数:281台
料金:
8時00分~20時00分:30分/100円
20時00分~8時00分:60分/100円
24時間最大料金:1,600円
夜間最大料金(20時00分~8時00分) :600円
三井のリパーク箕面駅前
【住所】大阪府箕面市箕面1丁目9-20
08:00~00:00→30分/200円
00:00~08:00→60分/200円
最大料金:[月~金]入庫当日24時まで1100円
収容台数:9台
三井のリパーク箕面駅前第3
【住所】大阪府箕面市箕面6-2-23
08:00-00:00 20分 100円
00:00-08:00 60分 100円
最大料金:駐車後24時間まで1000円
収容台数:3台
GSパーク箕面
【住所】大阪府箕面市箕面5丁目13-51
月~金 09:00~15:00 30分¥200
月~金 15:00~21:00 30分¥100
月~日 21:00~09:00 60分¥100
土日祝 09:00~21:00 30分¥100
収容台数:11台
タイムズ箕面駅前第3
【住所】大阪府箕面市箕面6-6
08:00-00:00 20分 100円
00:00-08:00 60分 100円
最大料金:駐車後24時間まで1000円
収容台数:23台
駅から近い駐車場を集めましたが、駅から離れれば、その他にも、小さい(数台規模の)コインパーキングが箕面駅周辺にできてます。
箕面公園の紅葉と一緒に周辺スポットも!
阪急箕面駅から箕面公園までの間には、他にも紅葉がきれいな観光スポットがあります。
箕面山 瀧安寺(みのおさん りゅうあんじ)
本堂に弁財天が祀られているお寺です。日本四弁財天の一つであり、日本最初で最古といわれています。
このお寺の秋の紅葉は、晴れた日に行くと、深紅の紅葉が境内でより際立って美しく見えます。
境内の橋の朱色ともマッチして、風情がありますね。
※1分30秒あたりからの風景と紅葉がとてもきれいです!
そしてなんと、この瀧安寺は、宝くじ発祥の地なのです。
昔、お寺が発行したものは、富会(とみえ)といって、当選者にお守りを授けるだけでした。
しかしその後、当選したらお金がもらえる「富くじ」として町に氾濫するようになりました。
あまりにひどいので、徳川幕府は、元禄5年(1692年)に禁令を出すことに。
しかし幕府は、その後も寺社にだけ修復費用調達の方法として、富くじの発売を許していたそう。
これを天下御免の富くじ“御免富(ごめんとみ)”と呼んだのだそうです。
【住所】大阪府箕面市箕面公園2番23号
TEL:072-721-3003
受付時間:9時-16時
もみじの足湯(阪急箕面駅構内)
最寄り駅である阪急箕面駅の構内の、改札を出てすぐのところに、足湯があります。
山道で歩き疲れたら、足湯で休憩~♡
箕尾駅前にある「もみじの足湯」は、料金の一部が山の保全費になるんやって♪
一休みもできて山もキレイになって、一石二鳥やん♡#大阪てくてく #FLOSAKA #箕面 #足湯 pic.twitter.com/eD2OxRoTWA— OsakaBobファミリー【公式】 (@Bobfamily_ogtb) November 13, 2016
しかもタオル付なので、すぐに利用できてしまいます。
足湯につかりながらの飲食は禁止ですが、スマホや本は持ち込みができます。
紅葉を見に行く前に足湯につかりながら計画を立てるのもいいですし、帰りにつかれた足をお湯に入れて癒すのもいいですね。
観光案内所がすぐ隣にあるのも便利です。
営業時間:平日通常 10:00~16:00
土日祝と11月 9:00~17:00
定休日:木曜日(祝日の場合は翌日)※11月は無休
おわりに・まとめ
箕面公園の紅葉は、自然を満喫できるハイキングコースです。都会から少し足を伸ばすだけで、おいしい空気と滝のマイナスイオンを浴びながら、赤く染まった紅葉が見れる魅力的なスポットです。
紅葉のてんぷらもぜひ食べてみてくださいね。