11月13日の『教えてもらう前と後』では抜け毛の知識が紹介されました。シャンプー法を正しくすれば、抜け毛を減らすことが可能だそうです。そして抜け毛の数より抜け毛の質が大事だそう。情報をまとめました。
もくじ
教えてもらう前と後で紹介!良い抜け毛と悪い抜け毛
この時期に多くなるといわれている抜け毛。
抜け毛には良い抜け毛と悪い抜け毛があります。
根元が白いものは正常。
毛根鞘という白い部分がない、根元が黒いものはダメな抜け毛です。
一日50~60本の抜け毛が普通ですが、5~6割はシャンプーの時に抜けるものです。
細い抜け毛や短い抜け毛がある場合は注意が必要です。
細くて短い毛は、早死にした毛です。
毛母細胞の働きでできた毛は成長し、2~6年かけて長くなり、毛根が縮んで抜けます。
そして再び毛母細胞から髪が成長していきます。
しかし、悪い抜け毛ではヘアサイクル自体が短くなっています。
成長期が数か月から1年に短縮してしまっているのです。
頭皮の余分な皮脂は、周辺に炎症を起こしやすく、抜け毛につながりやすいです。
天皇陛下の元理髪師の正しいシャンプー法
天皇陛下や皇太子の担当をしていた大場隆吉さんによる方法です。
この方法で洗うと、毛穴の皮脂がきれいに取れ、頭皮を良い状態にすることができます。
予洗い
シャンプーの前に予洗いで7割の汚れは落ちます。
予洗いとはシャンプー前のお湯洗いのこと。シャワーを頭皮から5センチほどの距離で洗います。温度は39度前後。熱すぎると皮脂が落ちすぎてしまいます。
シャンプーのやり方
シャンプーを手に取ったら、髪の生え際から頭頂部に指を滑らせるようにしてシャンプーを付け、髪に空気を入れて髪自体を泡立てネットのようにしてきめ細かい泡を作ると良いです。
シャンプーは髪の毛を洗うのではなく、頭皮を洗うのが本当です。
果物の「もも」を触るイメージで頭皮洗いをします。
指の腹を頭皮に密着させて揉み洗いします。
すすぎの時間
すすぎ時間は洗う時間の2倍かけてすすぎます。
泡を感じなくなってから1分以上すすぎます。不足すると頭皮に皮脂が残ります。
正しいドライヤーの使い方
頭皮には雑菌が多いので、自然乾燥では炎症やかゆみのもとになります。
毛とドライヤーの距離が近いと危険。
ドライヤーの温風は平均100度~120度。
頭皮から20センチ以上離すと60~70度になります。
そしてドライヤーは動かしながら乾かします。
髪の毛が8割以上乾いたら、冷風に変えると髪のツヤを保てます。
まとめ
すごく丁寧な洗い方ですね。
頭皮を丁寧に洗って抜け毛を予防したいものです。