マスカラやリップ、アイライナー、まつげ美容液で愛用者も多いフローフシ(FLOWFUSHI)。突如9月1日の夜から9月2日にかけて、表参道ヒルズで「最後の冬」というメッセージが発表され、話題になっています。メッセージの全文を紹介し、今後の動向をチェックしていきたいと思います。
もくじ
フローフシ最後の冬がはじまる どういう意味?
突如表参道に現れた坂本龍馬。よく見るとあのフローフシではありませんか?
IT'S GONNA BE
“THE LAST WINTER”
OF #FLOWFUSHI
9.1(SAT)-9.7(FRI)
@表参道ヒルズ
#FLOWFUSHI最後の冬 pic.twitter.com/T9czETikdJ— FLOWFUSHI-フローフシ- Official (@flowfushi) September 2, 2018
最後の冬とはどういう意味でしょうか。
メッセージの全文は以下の通りです。
七年前、全くの未経験のたった2人から始まったFLOWFUSHI。
何も知らない、何もわからない僕たちを、いつも導いてくれたのは、FLOWFUSHIを使ってくれたあなたでした。
世界中を旅して、たくさんの人種、性別、年齢の人と触れ合い、感じたことは、今のままでは僕たちが目指すLIBERATE BEAUTYは実現できないということ。
だから2018年で、FLOWFUSHIは7年の歴史にピリオドを打ちます。
世界のLIBERATE BEAUTYのために。7年間のあふれるほどの感謝を込めて。THANK YOU.
と、FLOWFUSHIブランドが無くなるような、販売中止になるような、リニューアルのような・・・。
いろいろな意味を持った含みのある表現になっています。
各種ネットプレスリリース、公式サイトにも、この件については触れられておらず、美容家さんや関係者も、詳細を明確に公表している人はいないようです。推測だけが飛び交っていますね。
公式ツイッターやインスタグラムでのは、「9.1(sat)-9.7(sun)@表参道ヒルズ」となっているのですが、この期間に新たな発表イベントがあるのか、それともこの広告がこの期間だけディスプレイされているというだけの意味なのか。
最後の冬が「はじまる」ですから、2018年の冬で終わりという意味でありながら、まだこれから何か仕掛けられるような印象も受けます。
昨年末発表の『LIP38℃』冬限定カラー多色ラメ入り-2℃シアーブラックが、公式で販売後サーバーダウン。急遽アマゾンに販売切り替え、今年の年初に都内でゲリラ販売・・・と、話題にはことかかないメーカーさんですね。
いずれにせよ、真相はまだ明らかになっていません。
・9月4日
公式ツイッターで、「終わるから始まる」のメッセージとともに、
「2019年をBEAUTY元年」と意味深な日付が表示されています。
この日付に、何かしらイベントや告知が行われるのかもしれませんね。
「最後の冬」とは、撤退ではなく、ブランドリニューアルであることが読み取れました。
終わるから、始まる。
2019年をBEAUTY元年に。For Liberate Beauty.
See you next.2018.10.17
2018.12.31
———–
2019.01.01
2019.02.14#FLOWFUSHIを育ててくれたすべての人へ pic.twitter.com/VaQ4PpOegl— FLOWFUSHI-フローフシ- Official (@flowfushi) September 4, 2018
フローフシの広告の坂本龍馬の意味は?
坂本龍馬にリップを付けた広告写真は、これまでのFLOWFUSHIの革新的なイメージとかけ合わせたのかもしれません。
坂本龍馬といえば、幕末の志士。激動の時代に日本という国をより良くしようと活躍し、歴史上の人物でも一二を争う人気です。
時代の先を読む力や構想力があり、正義感があり、精神は自由闊達。世界を見据えた言動。
商才があって、同時に行動力もあり、気づかいもできる人物であったとされています。
例えば、フローフシのリリースしてきたリップ一つとっても、
エンドミネラル(R)という自然界と同じ高濃度マイナスイオンを発生する天然ミネラル鉱石を使ったり、肌の常在菌に働きかける乳酸菌「ラ・フローラ(R)※3」を、リップ製品として世界で初めて配合したりと、かなり革新的なものを作ってきています。
女性の悩みを解消すべく、リップケアの本来のミッションと、見た目の美しさの両方を追求した製品は話題になり、お気に入りとして使い続けている女性も多いですね。
フローフシの商品づくりの姿勢と坂本龍馬は重ね合わせて考えると納得感があるのではないでしょうか。
そして、これから目指すものに向かっていく姿勢を坂本龍馬に例えているのかもしれません。くしくも今年は平成最後の年。幕末ではありませんが、時代の変わり目にフローフシも新たに生まれ変わる、そんな思いなのかもしれませんね。
フローフシ liberate beautyの意味
あらためて気になった、liberate beautyの意味。
これはフローフシのブランドフィロソフィ。いわゆる企業理念ともいえるも(哲学)です。
liberate beautyを直訳すると、「美を解放」となります。
公式に、「すべての枠を取り去って女性を解放し、きれいをもう一度自由にするために。世の中になかった誰も見たことのない美容を」と理念を掲げていて、それを一言で表したのがliberate beautyなんですね。
フローフシは3つの「F」にこだわってコスメを作っています。
Function(機能性)。機能を超えるFashion(デザイン)。Fun(遊び心)。
アイラインが苦手な人でも簡単に決まるアイライナー、シーンや気分に合わせてなりたいまつげになれるマスカラなど、「
機能をとことん追求し、機能を超えるデザインで、女性の心をワクワクとさせる、そんな製品づくりをするメーカーさんです。
創業者が男性二人で、そのうちの一人が医療関係者。エンドミネラルという医療用のミネラルを配合したのもこの方のアイデアだとか。
でも今のままでは「liberate beauty」が実現できないとフローフシはメッセージを出しています。もっと機能性もデザインも遊び心もアップさせ、いい商品を作りたいという意気込みなのでしょうか。
先に進むための終了宣言とも取れますね。
フローフシは販売停止になるの?困る!!
しかし、これをみて一番ざわついてしまうのは、今現在フローフシを愛用している女性たちです。
話題性重視のマーケティング手法とは逆に、製品はいたって真面目に作られており、根強い愛用者もたくさんいるからです。この愛用品はいったいいつまで販売されるのか・・・。
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唇の温度が上がったかのような血色の良さ、色みの良さがある、フローフシのリップトリートメント LIP38℃。ケースのかわいらしさも人気で、販売当初は入荷してもすぐ売り切れることもありました。
このリップのトリートメント効果で、グロスで唇がガビガビにならなくなった!という女性も多いはず。寝る時につけて唇ケアになるこのリップはほんと優秀です。
プチプラコスメとしては値段はこころもち高いけれど、普段使いできる価格帯も魅力。
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【フローフシ公式】【公式限定】≪モテマスカラ史上最高傑作≫モテマスカラ ONE … |
モテマスカラ9種も、仕上がりの美しさだけではなく、まつ毛や目元のことを考えてつくられており、使用感もよかっただけに、これが無くなると困る女性も多いはず。
私はコレ!という一本があったはずなんですよね。
早く販売スケジュールについて公開をしていただきたいものです。
フローフシは撤退?リニューアル?在庫はどうなるの?
追加生産があるのか、在庫のみで販売終了なのかもわからない状況の中、
いろんな意味にとれる広告から、早まって買い占めに走ってしまう女性も出てきています。
ちょっと待って!フローフシ 最後の冬⁈ねえ、嘘でしょ、買いだめしなきゃいけないのか…
— 二十日 (@blueteftef) September 2, 2018
確かに、無くなったら困るという気持ちはありますが・・・。
しかしまだ、何一つ明らかになっていません。
9月3日の時点で、ツイッターでは公式アカウントへ説明を求めるツイートが。
それに対して、一件ずつ、公式アカウントがリプライをしています。(ハッシュタグ付きのコピペではありますが)
また、フローフシに関して買い込みのツイートをしているアカウントを見つけて、公式アカウントが買いだめしなくていいと声がけをしている状況です。
*naachan*さま
いつもご愛用くださり感謝しています。
2018年12月末をもって直ぐにFLOWFUSHI製品が買えなくなるということではありませんので買いだめやストックをせずに、FLOWFUSHIを信じて待っていてください。#FLOWFUSHI最後の冬— FLOWFUSHI-フローフシ- Official (@flowfushi) September 3, 2018
この対応が、フローフシ側が話題作りを狙ってやっているのか、想定外で火消しに回っているのかはわかりませんが、
愛用者側からすれば、今使っているコスメが今後どうなるかが一番の関心事。
サプライズの今回のマーケティングは人目を惹くもので、ニュース性を持っての公開という点では成功なのかもしれませんが、製品販売については早めに答えが欲しいところですね。
これまでコスメの機能の本質を突いた良い製品づくりをしてきたフローフシのことですから、リニューアル後のコスメもきっと良いもの、革新的なものを作ってくれるに違いない!と期待はできます。
もっと良いものを作るという意気込みの表れなのでしょう。
しかし製品が買えなくなることはない、とはいえ、成分やコンセプトが変われば、全く使用感も違ってしまうのがコスメの世界だけに、気が気ではありません。
戦略かわからないけどフローフシ最後の冬とか不安煽って来る感じ。
マスカラやアイラインはこれしか使わない!となるともはや顔の一部だから買いだめしなくても言われても買い溜めしますよ。リニューアルしたとして改悪の場合だってあるし。— もちもちもちこ (@mochi_ko0209) September 3, 2018
製品の改良と、あなたの肌に合うあわないは全く別の話。毎日のメイクの必需品が無くなるのは女性としては死活問題です。
普段使いのものをストックしておこうとするのは自然な気持ちではないでしょうか。
思わせぶりな広告もいいですが、愛用者の気持ちにもなってもらいたいものですね。
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フローフシについては続報が入り次第、こちらでもまとめていきたいと思います。
最後の冬とはいえ、まだ夏の終わり。
冬は始まってもいませんので・・・。