清荒神清澄寺で御朱印をもらってきました。御朱印受付時間と行き方は要チェックです。台所のかまどの神様、火の神様として有名な他、弁護士の大平光代さんが弁護士資格を取得するために願掛けに毎日通い詰めた場所としても有名ですね。私も子供のころは祖父に連れられて毎年定期的にお参りし、神棚のお札を交換していました。
見どころも多くて散策も楽しいところなので、ぜひ紹介したいと思います。

清荒神 清澄寺

兵庫県宝塚市米谷字清シ1番地

真言三宝宗の大本山 です

荒神とは、かまどの神様、台所の神様のこと。

荒神信仰は家内安全、商売繁昌、厄除開運などの現世利益がいただけるといわれています。

かまどや台所って、火を焚いてごはんを作るところですよね。
食べるものを扱うところだから、清浄な場所にしておく必要もありますね。

だから、食事を作るところの神様を丁寧にお祭りすれば、家が繁栄すると考えられるわけです。

また、かまどの神様ですから、火の神様でもあります。
火の神様は、不浄や災難を焼き払ってくれます。

清荒神の進行は、神仏習合といって、神様と仏様が一緒になっているんですよ。
火の神や竈の神の荒神信仰(神様)に、仏教、修験道の三宝荒神信仰がくっついています。
だから、お寺なんだけれど、神社の鳥居もあります。

清荒神でいただける御朱印

さて、さっそく御朱印です。

清荒神清澄寺の御朱印は、3種類あります。

・真言宗十八本山および摂津国八十八箇所霊場第七十二番「大日如来」の御朱印
・西国七福神「布袋尊」の御朱印
・「清荒神王」の御朱印

値段 200円~500円
オリジナル御朱印帳もあります。

今回いただいたのが、清荒神王です。

清荒神の御朱印

女性の筆耕さんがいて、丁寧にその場で御朱印帳に書いてくださいます。

三つともほしいですね。

三宝荒神は神仏習合で鳥居があったりと神社の要素も入ってますが、基本お寺です。神社とお寺の御朱印帳(納経帳)を分けている場合はお寺のに書いてもらうといいのでは?と考えております。

清荒神で御朱印をいただける時間

御朱印の受付時間は

平日・土曜 9:00~17:00
日曜・祝日 7:00~17:00

営業時間よりも終了が早いので注意してください。

お正月の三が日はもう少し早くなる可能性があるとのことですが、聞いても明確な時間は教えていただけませんでした。
変則的なようです。

初詣は例年、参道から大行列になるほどすごく混むので、御朱印目的ならお正月を外すことをお勧めします。

 

御朱印をいただける場所

本堂受付所です。

本堂は、清荒神の山門入り口を入って、真正面に位置する建物です。

境内の案内図を写真撮らせていただきました。

一番下が入り口で、写真右上が本堂。

拝観順路通りにいくと、入ってすぐ左に曲がるように指示がありますが、左手に見える鳥居の先は拝殿になります。
ここのお札授与所では御朱印はもらえませんのでご注意ください。

急いでいるなら真正面へ進めば本堂です。

 

清荒神の龍王滝が見どころ

本堂の奥にあるのが龍王滝。
山の中にあって、空気もおいしいですし、最後にぜひ行ってほしいところです。
奥まっているので見落とさないでくださいね。

 

清荒神の龍王滝の不動明王

清荒神は境内に参拝箇所がたくさんあり、鉄斎美術館もありと、見どころも多いです。

その中でも私のお勧めは、龍王滝の不動明王です。滝のある山肌の側面に、不動明王がお祭りされています。

この写真の真ん中にあるんですが・・・。

清荒神の龍王滝の不動明王
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こんなところにどうやって作ったんでしょう?
滝の左側面に石仏があるんですよね。真正面ではないので、ちょっと見えづらいのですが、探してみてください。

清荒神の龍王滝

柵から身を乗り出してカメラを落とさないようにご注意です!

緑に囲まれて空気もおいしいくていいですよ。

清荒神の涅槃会

今回、たまたま3月の涅槃会に行くことができました。

涅槃図の公開をされています。

清荒神涅槃会
涅槃図とは、お釈迦様がお亡くなりになった時に、神様や動物たちがその周りで悲しんでいる様子を描いた絵ですね。

実物の写真は撮影できないので、当日のチラシをご紹介。

毎年3月13~15日の間、ご開帳があります。15日には講和もあります。

お賽銭を入れて涅槃図を拝観したら、こんなあられをいただきました。ありがとうございます!!

清荒神涅槃会のあられ

清荒神への行き方

では、清荒神清澄寺へのアクセスです。

最寄駅は阪急宝塚線 清荒神駅。

清荒神は駅からの道のりが遠い

駅を出てすぐ参道入り口が見えます。
ここから緩やかに坂道が続き、山門まで30分弱くらい歩くことになります。
公式サイトには15分と書かれていますが、歩みの速さが衰えなければの話です。
実際は緩く坂になっているので、体力がない人は時間に余裕を見てください。

日曜・祝日だけは、JRの宝塚駅から清荒神の山門の少し手前の駐車場まで、定期路線バスが出ています。
これに乗ると、あとは山門入り口まで5分ほど歩けばいいだけなので楽ですね。

JR宝塚発車が 09:35 10:35 11:35 12:35 14:35 15:35

行きだけバスで、帰りは下りをぶらぶらというのもいいかもしれません。

自家用車で行きたい人はこちらの記事もご参考ください。駐車場について。

→清荒神の無料駐車場はここ!初詣の交通規制と押さえておきたい年末年始の混雑

清荒神の参道を楽しもう

参道にはお店がいろいろあります。
昔ながらの佃煮屋さん、漬物屋さん、固焼きといって甘口のおせんべい。
金物屋さんやら、健康食品屋さんや漢方屋さんものぞけます。

屋台も多いんですよね。たこ焼きとかカステラ焼き、甘栗・・・。七味唐辛子とかですね。

荒神そばと銘打って、お食事処も並んでいます。
いわゆる丼物屋さん的なのが多い。

最近はカジュアルなステーキ食堂もできてます。すてーき食堂アチチはカジュアルですね。

参道では食事には困らないと思います。行事のない平日はのんびり散策できますよ。

 

清荒神清澄寺の営業時間

平日/8:00~17:00
日祝日/6:00~18:00(本堂および荒神天堂の受付時間変更あり)

毎月1日・27日・28日/5:00~18:00

1日は月旦祭、27日、28日は月並三宝例祭 という定例のイベントがあるので時間が早いようです。

 

おわりに・まとめ

・清荒神清澄寺の御朱印は3種類
・受付時間の終了は17:00なので気を付けて
・境内は神社とお寺が混じったようで、見どころがたくさんある(滝がおすすめ)
・清荒神駅から参道までは結構歩くので時間に余裕を見て

御朱印集めも楽しいですし、境内散策も楽しいお寺です。楽しんでくださいね。

 

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