鼻の下が乾燥してカサカサで痛い!ファンデーションに困る!っていう悩み、いやになりますよね。
原因と対処法、化粧はどうしたらいいのか、そして効果的な保湿の方法をご紹介します。これを読むと、カサカサが楽になりますよ。
鼻の下がカサカサして痛い!原因は?
鼻の下がカサカサになって、ヒリヒリ痛い。
そんな状態になってしまう原因は大きく分けて3つあります。
あなたはどれに心当たりがありますでしょうか。
鼻の下のカサカサの原因1~鼻のかみすぎ
鼻をよくかんでいませんか?
風邪や鼻炎、花粉症などで鼻をよくかんでいると、ティッシュとの摩擦が多くおきます。鼻の下を良くこするので、皮脂が奪われ、乾燥します。
乾燥したところへ、またティッシュでこすって刺激が加わるので、カサカサで痛くなってしまいます。
鼻の下のカサカサの原因2~口を拭くときにこすっている
食べたり飲んだりした後に、ハンカチやティッシュ、タオルで口を吹きますね。
その時に、鼻の下も一緒にこすってしまうケースです。
紙ナプキンなど結構かたい紙なので、何度も使うと知らないうちに刺激になっていることもあります。
辛い物を食べて、頻繁に口を拭くと、皮膚刺激も多くなってしまいます。
鼻の下のカサカサの原因3~産毛剃り
鼻の下のうぶ毛を除毛している方は、カミソリ負けして鼻の下が乾燥しがちです。
産毛と一緒に角質も取り除いてしまっているため、乾燥しやすいのです。
産毛を剃る際にシェービングクリームをしっかりつけること、処理後の保湿をしっかりすることや、専用の電気シェーバーを使うこと。
鼻の下のカサカサの原因4~もともと鼻の下は乾燥しやすい
口周りから鼻の下は、皮膚が乾燥しやすいパーツです。頬や鼻の頭と比べれば皮膚が薄いですし、皮脂腺も少ないのです。
偏った食生活や睡眠不足といった生活習慣の乱れによって、肌のターンオーバーが乱れて、乾燥を招きやすくなります。
鼻の下のカサカサに化粧する場合の注意点
鼻の下がカサカサで痛い状態に、直接ファンデ―ションを塗ってしまうと、肌に刺激になります。
何より、皮膚のキメが整っていないため、うまくファンデが乗りません。
だからといって、カサカサ乾燥の粉吹きや皮むけを、爪で剥いだり、洗顔で無理やりこすり落とすと、余計に肌荒れを進行させてしまいます。
メイクをする場合には、鼻の下を念入りに保湿してから、ファンデ―ションを付けましょう。
普段使っている化粧水や乳液を、いつもより多めに塗り、保湿をしましょう。
鼻の下がカサカサなら化粧下地にワセリンを
肌が敏感になっているので、保湿には美容液やクリームが刺激になることがあります。
普段使っているものにプラスして使いたいのが、ワセリンです。
ドラッグストアで、青いフタのヴァセリンか、日本薬局方の白色ワセリンが販売されています。
こちらを指にとって、薄くなじませてあげれば、保護膜となって、カサカサの肌を守ってくれます。
注意したいのは、使用量。
使う量は、顔全体に対して米粒程度でOKです。
鼻の下だけなら、もっと少なくて大丈夫。
多く塗ってしまうと、べたつきが気になってしまいます。
米粒一粒分の量を手のひらであたためながら、顔全体にのばして使うか、もっと少ない量を鼻の下だけになじませてください。
もしワセリンを塗りすぎてしまったら、一度軽く、ティッシュで上から押さえて、余分な油分を除きましょう。
その後、ファンデーションを上から塗ります。
適量だと、カサカサ乾燥が落ち着いて、ファンデがピタッと密着してくれますよ。
日中はファンデの上からホホバオイルや保湿スプレーを
日中、メイクしていて乾燥を感じるようであれば、メイクの上から保湿をしてあげましょう。
ワセリンはちょっとオイルとしては重たいテクスチャーなので、メイクの上から塗るのが難しいです。下手に塗るとファンデと混じってべたべたになります。
ですので、メイクの上からの保湿は、ごく軽い油分か水分を補うようにします。
オイルで肌なじみが良く、軽めなのがホホバオイル。ホホバオイルの成分であるワックスエステルは、もともと人間の肌の皮脂にも含まれている成分です。
その分肌なじみがほかのオイルと比べて良いのが特徴です。
少量を指先にとって、鼻の下にトントンと軽くたたくようにしてなじませるといいでしょう。
ミストタイプの保湿スプレーを持っているなら、そちらを付けるのもいいです。
スプレーを顔から20センチほど離して吹き付け、なじませます。
鼻の下のカサカサを治す方法は?
では、鼻の下のカサカサの根本的なケアはどうしたらいいでしょうか。
鼻の下のカサカサを治す方法1~メイクを休む
できれば化粧をするのをしばらくお休みしてあげてください。
メイクをすれば、メイク落としも強いものを使う必要が出ますし、肌に負担がかかります。
カサカサを隠したいのは山々ですが、早く治すためにも肌を休ませてあげましょう。
鼻の下のカサカサを治す方法2~マスクをする
メイクを休んでいる間、マスクをしておくといいです。
花粉症や風邪の方は、もうすでにしているかもしれませんね。
マスクをすることで、風や紫外線、外部刺激からお肌が守られます。
鼻の下や口周りのメイクをお休みしていてもマスクで隠せば見た目を気にすることもありません。
アイメイクだけしっかりと行えば、普段のメイクしている顔のイメージも保てます。
鼻の下のカサカサを治す方法3~ワセリンで保湿する
メイク下地のみでなく、夜のスキンケアの仕上げにも、ワセリンを塗りましょう。
一晩、シッカリ肌を保護し、保湿状態を保ってくれます。
寝る前であれば、少し厚めに塗っても大丈夫ですよね。
鼻の下のカサカサを治す方法4~ラップパックをする
時間があれば、ワセリンを塗ったうえに、台所のラップを貼ってパックをしましょう。
ラップパックの上から、温かいおしぼりを乗せてあげます。
保湿+血行もよくなり、カサカサ改善につながります。
鼻の下のカサカサを治す方法5~柔らかいティッシュを使う
鼻をかむときは、柔らかいティッシュを選んでおくと、鼻の下には優しいです。
少しお値段が高いですが、鼻セレブなどの高級ティッシュを使ってみてください。
また、ティッシュの使い方にしても、強く鼻の下を拭わないこと。
できるだけそっと拭いて、できたら都度ワセリンを塗ってあげるといいです。
皮膚科に相談する
もし、自宅でケアしても皮膚のカサカサや痛みがひどいようであれば、皮膚科を受診することも検討しましょう。
保湿剤や薬を処方してくれます。
おわりに・まとめ
鼻の下がカサカサでメイク乗りが悪い、荒れて痛いと落ち込みがちです。
化粧をする前にしっかり保湿をして、肌をいたわってあげてくださいね。
内側から治る力を高めるためにも、睡眠や食事にも気を配って、ストレスをためないようにしましょう。
鼻の下の乾燥があまりにひどいときはメイクもお休みしてくださいね。
早く治りますように!
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