本庶佑(読み方:ほんじょたすく)京大特別教授がノーベル医学生理学賞を受賞されると決定しました。
本庶佑教授の経歴やご家族やお子さん(妻、息子、娘)についても気になる方が多いと思います。
がんの免疫治療に貢献された教授、ノーベル賞が日本人から出ると誉な気持ちになりますね。どんな方なのかまとめてみました。

本庶佑(ほんじょ たすく)honjyo tasuku経歴

生年月日:1942年1月27日
出身地:京都府京都市
出身高校:山口県宇部高校
出身大学:京都大学医学部医学科
趣味:ゴルフ

本庶佑さんは、医化学、分子免疫学の教授です。

京都大学の医学部のご出身で、実のお父様も医師という医学系の家系のようですね。

子どもの頃の夢は天文学者。

ですが、野口英世に惹かれて医学の道を目指すようになったそうです。

病気の原因などを発見できれば、多くの人の助けになると思ったそうです。

大学院在籍中に、医師国家試験に合格し、卒業後はそのまま京都大学にて働くことになります。

その後、東京大学医学部で助手を務めながら、アメリカで客員研究員を兼任。

大阪大学でも教授に就任されましたが、出身校の京都大学でも教授を併任されていました。

弘前大学の医学部の教授もされていたということで、多くの大学で研究や教鞭をとられています。

本庶佑教授の研究内容、専門は、医化学、分子免疫学です。

具体的に何を研究されていたか、そして今回のノーベル賞の受賞内容とは、

がん細胞が人の免疫力から逃れて生き延びる仕組みを阻止し、免疫細胞の攻撃力を高めて治療する全く新しいメカニズムの薬を開発した

ということでした。

オプジーボの実用化に貢献

本庶教授は、免疫機能を高めるPD-1分子を発見し、抗がん剤「オプジーボ」をの開発に大きく貢献されました。

オプジーボは有効性が高く、副作用が少ないうえ、対応できるがんの種類も多いというメリットがあります。
優れた新薬として注目されているものです。

というのも、抗がん剤は通常、がん細胞を叩くのと同時に健康な細胞まで叩いてしまうのですが、オプジーボは人の体に備わっている免疫力を高めてがん細胞を退治していく仕組みなのです。

まだ値段が非常に高い薬ですが、ここ数年で薬価も下がってきていますし、活用できることを期待している患者さんも増えているようです。

数年前からノーベル賞受賞だろうという話は出ていましたが、ようやく今年受賞になったようです。

本庶佑教授の妻(嫁)、子供(息子、娘)は?

本庶教授はご結婚されており、息子さんと娘さんがいらっしゃるとのことです。

奥様のお名前は滋子(しげこ)さん。

京都のご自宅で、今日は取材に応じてらっしゃいました。

お子さんは独立されているのか、現在教授は、奥様と二人で京都で暮らしているそうです。

息子さんや娘さんの情報はあまり見当たりません。

教授の年齢からすれば、お子さんもいい大人でしょう。

昔、アメリカで研究をしていた時には、家族が人種差別にあったことが原因で日本に帰国したというエピソードが語られています。

本庶教授はご家族思いなのだと思います。

もしかしたら、ノーベル賞受賞を受けて、メディアに出てきたり、インタビューを受けることもあるかもしれません。

どんなことを話してくれるのか、聞いてみたいですね。きっと喜びもひとしおだと思いますよ。

まとめ

新たな抗がん剤で、がん患者の命を救うことに貢献されている本庶教授。ノーベル賞受賞おめでとうございます。益々の活躍と、新薬の普及が期待されますね。

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