夏は一年の中で最も気温が高くなる季節です。

近年は温暖化のせいかかなり気温が高い年が多く、最高気温が40度近くを計測するのも珍しくなくなりました。

暑い夏に気を付けなければいけないのが熱中症で、命の危険もあるため外を歩く時は必ず対策をしておかなければなりません。

その準備の手助けになるのが天気予報ですが、その際夏日や真夏日、猛暑日といった言い方を聞いたことがあると思います。

この夏日、真夏日、猛暑日、酷暑日の定義を知っておくと熱中症予防にも役立ちますので、確認して役立ててくださいね。

それでは説明します。

夏日、真夏日、猛暑日、酷暑日の違いは気温

夏日、真夏日、猛暑日、酷暑日の違いを簡潔に説明すると、以下のようになります。

  • 夏日はその日の最高気温が25度以上
  • 真夏日はその日の最高気温が30度以上
  • 猛暑日はその日の最高気温が35度以上
  • 酷暑日は猛暑日と同じ

それぞれ最高気温によって呼び方が分かれます。

それでは夏日、真夏日、猛暑日、酷暑日についてそれぞれをもう少し詳しく説明します。

夏日、真夏日とは

夏日は前述した通り最高気温が25度以上30度未満の日、真夏日は30度以上35度未満の日を指します。

熱中症については湿度も関係してくるのですが、夏日であれば激しい運動などで汗をかかないよう気をつければそれほど危険性はありません。

真夏日になると危険性が増してくるので、暑さに気を付けるのはもちろん水分や塩分の補給を忘れないようにしてください。

猛暑日、酷暑日とは

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猛暑日は35度以上の日で、熱中症の危険性はかなり高まります。

冷房などで部屋を涼しくして無用な外出はしないように気を付け、外に出る場合は水分補給をしっかりとしましょう。

酷暑日は正式に猛暑日が気象用語として制定される前によく35度以上の日を指して使われていた言葉です。

実は猛暑日という言葉は2007年に気象用語として制定された言葉で、それまでは正式に35度以上の日を指す言葉は決まっていませんでした。

そのため新聞などのメディアでは猛暑日と酷暑日という言葉が両方用いられていたのですが、現在天気予報では猛暑日のみが使われています。

熱中症予防で気を付けることは?

夏に怖い熱中症は、主に暑さや運動が原因で汗をかきすぎた結果、体の水分が失われすぎて体温調節機能が働かなくなる病気です。

体温が上昇し続けると内臓が機能しなくなり意識も混濁、気を失うと死に至ることもある危険な病気です。

予防には涼しいところにいるのも一つですが、仕事などで暑い中に出なければいけないこともあるので普段から体調を整え、無理しない程度に暑さに体を慣らしておくことも大切です。

特に子供は体が小さい分体の中の水分も少なく、意思表示がうまくできない場合もあるので大人よりも注意が必要です。

顔を赤くして大量の汗をかいている場合には涼しいところに避難させ、十分に水分を摂ってください。

もし熱中症と思われる人が意識が朦朧としていたり気を失った時はすぐに救急車を呼びましょう。

おわりに・まとめ

いかがでしたか?

夏日、真夏日、猛暑日は気温によって明確に区別されています。

熱中症は真夏日以上になると注意が必要ですが、夏日でも季節の変わり目などで気温が急上昇した時は、体が慣れていないため注意が必要です。

気温と湿度の関係で熱中症の危険性は高まるので、環境省が発表している暑さ指数もチェックしてくださいね。

話のネタ以外にも、小さな子供がいる人にシェアして教えてあげましょう。

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