寒い時期にドアノブなどを触って、バチっと来ると静電気ですが、起きやすい人もいれば起きにくい人もいますよね。
「静電気が起きやすい体質」とよく聞きますが、本当なのでしょうか?
今回は、静電気が起きやすい原因や改善方法など詳しく解説します。
静電気にびっくりせず過ごせるようになるヒントがたくさんあるので、ぜひご覧ください。
もくじ
静電気が起きやすい人の体質ってあるの?
静電気が起きやすい人の体質はあります。
特徴としては身体が乾燥していることです。
電気は水を通しやすい性質があるので、身体にしっかり水分があれば、電気は放電し外に流れていきます。
しかし、身体に水分が少ないと電気が溜まった状態になり、静電気が起きやすくなります。
静電気を起こしやすい体質になる原因とは?
原因はいくつか考えられ、もともと持っているものより、生活習慣が大きく関係しています。
- 水分をあまり取らない
- 睡眠時間が長い
- カフェインを多く取る
- お酒をよく飲む
思い当たる節はありましたか?
1つでも当てはまる人は、身体が乾燥し、静電気を起こしやすい体質になっている可能性があります。
寝ている間は意外と汗をかいているんです。
睡眠時間が長いと、それだけ汗の量も多くなりますよね。
また、カフェインやお酒には利尿作用により、水分がどんどん出ていきます。
静電気体質を改善する方法とは?
体質を改善する方法は、まずしっかり水分を取るように意識しましょう。
1日最低2Lを目安に、乾燥しやすい季節は3Lくらい飲んでも大丈夫です。
また、水分蒸発を防ぐために、クリームなどで保湿を心がけましょう。
ハンドクリームやボディクリームなどをこまめに塗ることで、乾燥を防げます。
そして、とくに重要なのが、普段食べている食事です。
バランスの崩れた食事では、水分をしっかり補給しても、上手く吸収したり、排泄することができないので、バランスの良い食事でビタミンやミネラルをしっかりとることがおすすめです。
体質って変えられるの?
静電気を起こしやすい体質、アレルギー体質、太りやすい体質…と〇〇な体質という表現はよく使うと思います。
この体質って生活に気をつければ変えられるものなのかと、ふと疑問に思いませんか?
体質とは体の質ですよね。
体はたくさんの細胞でできていますので、体の質は細胞の質ということになります。
細胞の質を決めているのはそこに流れ込む血液の質で決まり、血液の質は生活習慣、とくに食生活によって決まっているのです。
そのため、体質というのは食生活や生活習慣の改善によって変わりますので、安心してくださいね。
静電気改善にはファッションにも気をつけよう
洋服の摩擦も静電気を起こす原因の1つです。
よくやりがちなコーディネートで、摩擦を起こしやすいものがあります。
- ポリエステルのスカートにナイロンのタイツ
- ウールの羽織の下にポリエステルのシャツ
などです。
また、厚底の靴などは体内の電気を流しにくいので、静電気が起きやすくなります。
ここまで静電気の話をしてきましたが、そもそも静電気のことを知っていますか?
そもそも静電気とは?
静電気とは、何かの物質に溜まったままで動かない電気のことをいいます。
電気にはプラスとマイナスがあり、それらが同じ数だけあるときがベストな状態です。
プラスが多くても、マイナスが多くてもよくありません。
では、身体の中にプラスの電気が溜まっていて、ドアノブにはマイナスの電気が溜まっていたとします。
ドアノブに触れた瞬間、マイナスとプラスはバランスを保つために移動し、その時に一気に電流が流れ、バチっとなり、これがよく言う「静電気」です。
そのため、体内の電気を一気に流さなければ、バチっとならずに済むので、静電気なんて怖くありません。
おすすめの方法があります。
おすすめな方法はこれ!
静電気を起こさないおすすめな方法は土いじりです。
身体が乾燥しているともちろん電気を溜めやすいですが、その電気をゆっくり流すことができれば、バチっとなりません。
またしっかり放電していれば、静電気に怯えながら、ドアノブを触る必要はなくなります。
そのゆっくり流す方法がガーデニングや畑などで、土や自然に触れ電気を流すことです。
昔は裸足で歩いたり、草履を履いていましたが、現在は靴を履いて出かけます。
そしてその靴の底はだいたいゴムで出来ているものが多く、電気を通しません。
昔は自然に足から電気を流すことができたのですが、現在は意識しないとできないようになりました。
自宅にガーデニングや畑がない場合は、コンクリートなどを触るだけでも、電気は流れていきます。
毎日やらなくても週1~2回できれば十分効果が見込めるので、ぜひお試しください。
まとめ
静電気が起きやすい人の体質は身体が乾燥している人で、原因としては、水分をとる量が少なかったり、カフェインやお酒の利尿作用によります。
しっかり水分補給を意識し、バランスの良い食事で体質改善を目指しましょう。
静電気は身体からゆっくり電気を流せば、バチっとならないので、土いじりやコンクリートを触ることにより電気を流すことがおすすめです。
これでもう静電気は怖くありません!
ぜひお試しください。