11月6日放送の『名医とつながる!たけしの家庭の医学』の認知症予防方法をご紹介します。
楽器演奏で認知症予防効果があると、世界最高齢の現役ジャズトリオで検証がされていました。日本の学会が「効果あり」と太鼓判を押した予防改善法が「楽器の演奏」 です。また 簡単に同じ効果が得られる 「歌いながら手拍子」でもいいそうです。やり方と期間などもまとめています。
もくじ
たけしの家庭の医学で紹介!画期的な認知症予防法
日本の学界が今年太鼓判を押した、認知症予防法が紹介されました。
脳が活性化して血流が増えるその方法は、楽器の演奏です。
脳によいという話は聞いたことがあると思いますが、公的な学会がお墨付きを与えた例はまれだそうです。
500本を超える世界中の論文を検証した結果だそうです。
日本認知症学会の名医、岡山大学病院の阿部康二先生が教えてくれました。
楽器演奏が認知症を予防するメカニズム
正しい音を出し、耳で音を聞き、目からも情報を処理しながら、適切なタイミングで手足を動かし、間違えても瞬時に修正するなど、脳の広い範囲を賦活するそうです。
なので、認知機能を維持するのに適しているといえるのです。
難しい楽器(ピアノやドラム)のほうが良いのですが、簡単な楽器でも大丈夫です。
最高齢のジャズバンド「ゴールデン・シニア・トリオ」
3人合わせて257歳というジャズバンド、「ゴールデン・シニア・トリオ」が紹介されていました。最年少でも81歳という3名のバンド。素晴らしい演奏です。
平均年齢86歳です。60年以上日本のジャズをけん引してきた方々です。
認知機能はバッチリ。2時間近いステージの後でも元気です。最高齢は92歳!
ジャズの演奏はアドリブが命。コード進行は頭に入っており、500曲以上のレパートリーがあるそう。
これだけ演奏ができればいいですよね。
歌いながら手拍子で認知症予防
楽器なし、キーボードと同じぐらい前頭葉全体が活性化した方法があります。
楽器演奏並みの効果が期待できるのは、歌いながら手拍子をすることです。
歌うだけだと、運動制御の部分が活性化しないのです。手拍子をすることで、全体的に活性化していきます。
音楽に合わせて動作をするのが大事なのです。
どんな曲でも効果に変わりはありません。
ただ、マンネリ化しないように、普段自分が効いたり歌うものより、少し難しいものに挑戦するのも大事です。
そうすることで活性化していきます。
歌いながら手拍子のやり方と期間
最近物忘れが気になっている63歳の女性が検証。
1日3回、「恋のバカンス」を手拍子をしながら歌ってもらいました。
わずか5日目にして、いつもの物忘れが改善していました。
ご本人も物忘れが減ったと自覚が出るくらいでしたよ。
まとめ
年齢を重ねても、趣味を持つことが大事かもしれませんね。好きなことで予防ができると最高ですね。
でも、今回の認知症予防法は楽器が出来なくても実践できます。
毎日続けて健やかな脳を保てるといいですね。
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