シュトーレン試してみたいけど、どうやって食べるの?より美味しく頂くには?カロリーは?

気になるシュトーレンについてご紹介します。

ここ数年、クリスマスが近づくとパン屋さんや洋菓子店でよく見かけるようになったシュトーレン。

ドイツのクリスマスシーズンに食べられている伝統菓子なのですが、

長期保存ができて日ごとに変化する深い味わいのある菓子パンで、近年は日本でも定番となってきました。

クリスマスに食べるシュトーレンとは?意味は?

シュトーレン(シュトレン)とは、ドイツの伝統的な菓子パンです。

洋酒に漬け込んだドライフルーツやナッツ、マジパンなどを生地に練りんで焼き上げ、表面は粉砂糖でコーティングされています。

普通のパンと違ってかなり日持ちするように作られています。

マジパンとは、砂糖とアーモンドを挽いて練りあわせた洋菓子の材料で、独特の食感と風味があります。

好みが分かれるので、マジパンが入ってるかどうかも選ぶポイントにしてみてくださいね。

シュトーレン発祥の本場ドイツでは、14世紀には作れていたという古い歴史のある保存食です。

クリスマスイブの4週間前からイブまでの毎週末に、家族や身近な友人たちとささやかなパーティーで少しずつ食べて、キリスト誕生のお祝いをするそうです。

クリスマスを迎える準備期間に少しずつ味わいながら、クリスマスへ向けて気持ちを盛り上げていくという意味がこめられています。

シュトーレンの食べ方は?

スライスしたシュトーレン

シュトーレンは、甘味の強いずっしりとしたパンですので、常温のまま薄く薄くスライスして頂きます。

だいたい7ミリ〜1cm程度の厚さにスライスします。

見た目はパウンドケーキのようですが、ケーキと違ってこんなに薄くていいの?というくらいがちょうど良い厚みです。

薄くスライスしたシュトーレンを1〜2枚お皿に盛り付け、紅茶やワインなどと一緒に少量ずつ食べるのがおすすめ。

とても味が濃いので、コーヒーや緑茶ともよく合います。

電子レンジで10秒ほど温めたシュトーレンなら、スパイスの香りやバターの風味が引き立ちます。

逆に食べる直前に冷蔵庫で30分ほど冷やせば、美味しさがぎゅっと閉じ込められ、また違った味わいを楽しむことができます。

楕円形のシュトーレンですが、真ん中から切り始め、交互に外側へ向かってスライスしていきましょう。

そうすると切り口をぴったり合わせて保存ができます。切り口の乾燥を防ぐための知恵ですね。

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ラップに包み、ジップロックで密封すると乾燥しにくく美味しさが保てます。

冷蔵庫は乾燥しやすいので、パサパサ感を防ぐためにもお部屋の涼しい場所で保存すると良いでしょう。

また、一切れづつラップに包めば冷凍保存も可能です。

シュトーレンは一般的なドイツパンの食べ方と似ていますので、自分流にアレンジを加えたりしてお好みの食べ方を見つけてみてくださいね。

シュトーレンはいつ食べる?味の変化がある!

ドイツでは、アドヴェントと呼ばれるクリスマスイブの4週間前からイブまでのクリスマスの訪れを待つ期間に、少しずつ食べるという習慣があります。

日本では特に決まりはないので、お店で売り始めるクリスマスの1ヶ月前くらいからクリスマスにかけて少しずつ頂いてみましょう。

シュトーレンは日持ちするようにできた保存食なので、日が経つごとにフルーツやナッツなどの風味が馴染んで味が熟成し変化します。

その、熟成した美味しさや変化の過程を楽しむことができます。

熟成が進むほどしっとりと落ち着いて美味しくなっていきますよ。ティータイムが楽しみですね。

ホームパーティーにスライスするだけのシュトーレンを添えれば、いつもと違ったクリスマス気分を味わえます。

栄養が凝縮されたのドライフルーツやナッツがたっぷり入っているので、腹持ちがよく小腹が空いた時のおやつにしても優秀です。

また、お洒落にラッピングされているものが多いのでギフトとしても喜ばれます。

気になるシュトーレンのカロリーは?

シュトーレンは洋酒が染み込んだドライフルーツやクルミなどのナッツ類がぎっしり。更にたっぷりバターを練り込み発酵させて焼き上げます。

焼きあがったら溶かしバターを染み込ませ、仕上げに粉砂糖をたっぷりまぶします。

バターや粉砂糖などが防腐剤の役割を果たすので、1ヶ月〜3ヶ月ほど保存ができるようになっています。

長期保存のためのバターや粉砂糖の影響でカロリーは少し高めです。

作り方や材料によっても違いますが、100gで約350キロカロリーあります。

薄くスライスした一切れであればおよそ40~50キロカロリーです。

例えば二切れ食べたとしてもショートケーキほどのカロリーはないですし、腹持ちもよいので、

一度に食べ過ぎず、少しつづ食べればあまりカロリーを気にする心配もないですね。

おわりに・まとめ

クリスマス当日がどんどん待ち遠しくなるドイツの伝統菓子、シュトーレンについてご紹介しました。

お店によって材料や工法も違い、伝統的なものからアレンジしたものまで幅広く売られています。

食べ比べをしてみしたり、お友達とトレードして情報交換したり、毎年自分好みのシュトーレンを探してみるのもいいですね。

熟成するほどに味が馴染み、美味しくなるシュトーレン。ぜひ、一度試してみてくださいね!

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