和歌山県、加太にある淡嶋神社で御朱印をいただきました。人形供養とひな流しの神事で有名な神社です。
御朱印帳もあったのでご紹介します。車が便利な場所なので駐車場情報も押さえておきましょう。女性にうれしいご利益もたくさんありますよ。
もくじ
淡嶋神社の御朱印
では、早速、淡嶋神社の御朱印をご覧ください。
淡嶋神社では、平成30年現在、御朱印はすべてスタンプとなっています。
神社名から日付まで、すべてスタンプです。
御朱印は授与所に行くといただけます。
「御朱印はすべてスタンプになりますけれど、いいですか?」
と、授与所の女性から、声をかけてくださいました。
御朱印帳の押してほしいページを開いてお渡しすると、すぐに押してくださいました。
土曜日の参拝でしたが、さほど混雑することもなく、手早く対応してくださいました。
御朱印が別ページに移らないように、神社のご由緒書きを挟んでくださいました。
淡嶋神社の御朱印の金額(初穂料)
金額は300円です。
こちらから聞かなくても、授与所の担当女性から金額を教えてくださいました。
淡嶋神社の御朱印帳
淡嶋神社では御朱印帳も販売されています。
お雛様が刺しゅうされたピンクのかわいらしい御朱印帳。
こちらがオリジナルですね。
裏表紙には、「紀州加太 淡嶋神社」の名前が刺しゅうされています。
もう一つは、桜の花の柄が入った御朱印帳です。
これは別の神社でも見たことがある気がします。汎用なのかな?
淡嶋神社の営業時間
9時から17時 参拝可能です。
淡嶋神社で御朱印をもらえる時間
授与所の営業は神社の参拝時間と同じです。
9時から17時
押印だけなので、御朱印の受け渡しは短時間でスムーズです。
でも、時間に余裕を持っていきたいところです。
淡嶋神社の駐車場とアクセス
アクセス
住所:〒640-0103 和歌山県和歌山市加太118
最寄り駅は、南海電気鉄道加太線の終着駅加太駅です。
駅から徒歩約15分くらい
淡嶋神社の駐車場
淡嶋神社には神社の駐車場があります。
有料です。タイムズ淡嶋神社の看板が出てました。
・利用可能時間は、9:00~17:00
・60分400円
・台数は15台
となってます。
駐車券を授与所に提示すれば、参拝者には30分割引処理をしてくれます。
30分なら無料ってことですね。
忘れずに処理してもらってください。
土曜日に参拝しましたところ、観光客は多かったものの、駐車場の回転は早く(みんな30分で出ようとするからかも)駐車に困ることはありませんでした。
淡嶋神社周辺の駐車場
淡嶋神社のはす向かいに、地元の漁協の管理している有料駐車場があります。
海岸沿いで、釣りをしに来る人が止めるんですよね。
あと、400メートルぐらいのところにもタイムズがありました、一日最大500円で駐車できます。
加太淡嶋神社のご利益
和歌山加太の淡嶋神社は、全国の淡嶋神社(粟嶋神社、淡路神社)の総本社です。
淡嶋神社の祭神は、少彦名命(すくなひこなのみこと)、大己貴命(おほなむじのみこと)、息長足姫命(おきながたらしひめのみこと)です。
息長足姫命は、神功皇后(じんぐうこうごう)のことです。
神功皇后が三韓出兵からお帰りの際 、瀬戸の海上で激しい嵐に出会い、その時に神様のお告げをっきました。
その通りに船を進めると、友ヶ島にたどり着きました。
その島に、少彦名命と大己貴命が祭られていたそうです。
カエルは少彦名命(すくなひこなのみこと)の使い。お願い事を伝言してくださるのです。
手水舎もカエルの形をしています。
婦人病平癒
祭神の少彦名命は、医薬の神様です。
女性に優しい神社であり、女性の病気回復にご利益があるとされています。
淡嶋神社のお守りを身に着けておけば、腰から下の病気にはならないとか。
境内の末社に、下着をお納めすることで病気平癒を祈願する習わしがあります。
全国からパンツを納めにくる女性多数。
昔は髪の毛を納めていたそうですが、今は使用済みのパンツをビニール袋に入れて奉納します。
針供養
少彦名命は、裁縫の道を初めて伝えた神様としても知られています。
淡嶋神社では、毎年2月8日に針祭(針供養)を行っています。
今はお裁縫をする人が減っているので、供養する針の数も減っているそうです。
女性の仕事として盛んだった裁縫。
その道具として活躍した針を塚に納めて供養することで、またお裁縫の上達を祈ることができます。
子授け・安産
また、安産、子授けのご利益もあります。
子宝祈願の場合は、夫婦で参拝するとよいそうな。
縁結び
ご祭神の大己貴命は、大国主命(おおくにぬしのみこと)のことです。
大国主命といえば、昔から 縁結び の信仰で知られている島根県出雲市の出雲大社と同じご祭神ですね。
淡嶋神社は恋愛成就のパワースポットとしても有名です。
本殿の裏手にある遷使殿前から本殿に向かって手を合わせると恋愛成就すると言われております。
人形供養の神社
淡嶋神社は人形供養の神社として有名です。
境内には2万体以上の人形があります。
本殿の中にも、ひな人形がずらりと並んでいます。
ひな人形の供養が有名ですが、ひな人形に限らず、日本の人形、フランス人形、招き猫から十二支の置物、お面・・・。
と、人形であればなんでも受け入れして供養されています。
境内に所狭しと並べられてます。
熊の置物、ぬいぐるみも受付可能。達磨もタヌキもありましたね。
やはり、お顔がついているものは、おいそれとすぐ捨てることはできません。
神社でのご供養をして、人形の労をねぎらい、お別れをするのですね。
このおびただし人形の数により、心霊スポットといわれることもある淡嶋神社。
確かに・・・宝物殿の中には、髪の毛が伸びる人形が保存されているといわれています。
ですが、境内は人形がたくさんあれど、おどろおどろしい感じは全くありません。
むしろ、すがすがしい空気に満ちた神社です。
人形供養は、宅配や郵送では受付されていません。
仏滅の日を除く、午前9時から午後4時までに授与所に人形を持ち込めば供養してくれます。
みかん箱いっぱいの量につき5百円の焼却料プラス供養料(志し)です。
おわりに・まとめ
粟嶋神社の御朱印、いかがでしたでしょうか。
3月3日のひな流しの神事の際には、観光客と地元の人でいっぱいになる神社です。
恋愛成就や婦人病、子宝と、女性に優しい神社、にぜひ足を運んでみてください。