10月3日の「ソレダメ」では、秋のアレルギー対策として、カビとダニについて取り上げられました。お風呂場には超危険なカビが潜んでいるそうです。ダニも秋が一番ひどい時期ですし、これを見て掃除をしてみてはいかがでしょう?

ソレダメで紹介の秋のカビ・ダニ!アレルギーを防ごう!

ソレダメでは、特に秋に要注意のダニ、カビについての新常識が紹介されました。

秋はダニの季節

特に、夏の間に繁殖したダニが死んで、家の中にたまりやすいのが秋なのです。

だから、秋になるとアレルギーがひどくなると感じる人も多いはず。ハウスダストアレルギーといわれます。

アレルギーを引き起こすダニは、チリダニといわれる種類です。

チリダニは目にはほとんど見えません。0.3~0.4ミリほどです。ほとんど粉ですよね。

また、ダニの死骸やフンは、0.01ミリほどで、さらに小さいのです。

日本では、梅雨の時期に増殖したダニが、その寿命3か月程度を全うし、湿度が低くなる秋には死んで、死骸がたまります。

しかも今の日本の住宅は気密性が高く、ダニがこもりやすいというのもあります。

死んで乾燥したダニとダニのふんは、空気中に舞いやすく、掃除をしっかりしていなければ、これらを吸い込んでしまうことになります。

秋にはダニ対策が最も重要です。

秋はカビの季節

カビといえば、梅雨の時期のイメージではないでしょうか。

でも実は、夏の間は温度が高すぎて、カビはそれほど繁殖しません。33度ぐらいの温度はカビにとっても生きにくいのです。

それが秋になり、涼しくなると、再び活発化します。

なのに、秋はカビの季節とはあまり認識されていないと思われます。

しかも、梅雨から夏を越したカビは、耐性がついて、しつこくなっているのです。

夏の汚れ、秋カビをきれいに落とさないと、カビアレルギーの原因になってしまうかもしれません。

秋のダニを徹底的に掃除

ダニがよく発生する場所をそれぞれ紹介します。

布団のダニ対策

布団のダニは一番気になりますよね。

湿度60%以上、温度25度くらいと、餌となる人のフケやアカがたくさんあります。

布団の表面は厚くなりますが、布団の裏にダニは逃げてしまうので、実はダニ駆除は効果的にできません。

布団は乾燥機にかけるのがベスト。

55度の温度で20~30分で、ダニを死滅させることが出来ます。

もっと徹底的に洗い流すには、洗濯機で洗うのがいいのです。コインランドリーを利用するといいですね。

畳のダニ対策

普段は畳の奥のほうに住んでいるダニ。普通に掃除機をかけているだけでは、なかなか掃除効果が上がりません。

ダニは夜行性です。掃除をするときに、電気を消したりカーテンを閉めて1時間ほど待てば、ダニが活動し始めます。

そうしておいてから掃除機をかけると、畳の奥底のダニが餌を求めて出てきますので、効果的に退治できるのです。

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キッチン収納の中にはダニがいっぱい!

ダニは高温多湿の好きですが、タンパク質を含んだ粉も大好きなのです。

お好み焼き粉、パンケーキミックスが大好きです。

ダニは小さいので、袋の口を止めていても、袋の中に入ってしまいます。

ダニの死骸やフンは加熱しても粉の中に残るため、食べることでアレルギーを発症することがあります。

ペットボトルの上の部分を切り取り、粉の袋を口にとおり、袋を外側に返してキャップをすれば、密封できてダニが入ることがないそうです。

対策をしっかりしておきたいですね!

お風呂場の超危険なカビを掃除!

お風呂場はカビがよく発生しやすいです。

壁や天井は意識して掃除されますが、見逃されやすいのが

・シャンプーの底についたカビ

これははとても恐ろしいのです。

エクソフィアラという猛毒のカビなんです。

シャンプーボトルの底やボトルの口に潜んで、シャンプー時に手につき、頭皮の傷から体内に入ることもあるのです。

シャンプーのボトルの底にカビを見つけたら、すぐに水で洗い流して水気を拭きましょう。

また、

・お風呂の栓

もカビが発生して危険なのです。

浴槽をどれだけ掃除しても、ゴム栓をきれいにしないと、お風呂のお湯にカビが流れ出てしまいます。

片栗粉と塩素系漂白剤を1:1の割合で混ぜて、ゴム栓に直接縫って3分放置します。

しっかり流せば、ゴムのキズに繁殖したカビもすっきりと落とせます。

空気中のカビ胞子は、ほとんど目に見えません。

お風呂場の壁などに着いて、菌糸を伸ばし、成長して目に見えるほどになると、完全にカビ除去するのは難しくなります。

お風呂上りには水切りをし、できるだけ浴室を乾燥させること、石鹸カスなどカビの栄養源を洗い流しておくことなどが大事です。

網戸はカビの宝庫!ホコリのなかで増殖している!

埃や排気ガスに触れており、埃がたくさんついています。

普通に掃除すると、室内にカビの胞子が部屋に入り、部屋の中のカビ発生につながってしまうことも!

もともとカビは土の中にいるものです。外から室内に入るのを止めるのは大事です。

 

ホウ酸入りの洗剤(小さじ2)

重曹を一つまみ入れて軽く混ぜる

洗濯のりを大さじ2を加えるとスライム状に!

 

これをコロコロローラーにつけて網戸を転がして掃除すると、埃は簡単にきれいに取れます!

まとめ

普段、ダニやカビは目に見えない世界です。

こうして一度話を聞いてしまうと、なんだか気持ち悪くなってしまいますね。

涼しくなってきたので、天気の良い日にはお掃除に精を出してはいかがでしょう。

寒くなると動くのもおっくうになりがちですし、秋は掃除に最適な季節なのかもしれませんね。

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