12月1日(土)の『満天青空レストラン』では、国産のアボカドが紹介されます。メキシコ産のイメージが強いアボカドですが、新潟で栽培されている雪国アボカドがあるそうです。ご紹介します。
もくじ
満天青空レストランで紹介!国産の雪国アボカドとは
新潟県新潟市南区で栽培している、「雪国アボカド」
アボカドはほとんどが輸入品で日本では「ハス」種(HASS)と言う品種のみ輸入されています。
でも実は、何千と品種があるようです。品種の多さにびっくりです!
一般に売られている「ハス」種は、皮が固く輸送に適しているという理由で日本で多く出回っているのが現状。
実は日本では、沖縄県、高知県、愛媛県など温暖な地域で国産のアボカド栽培に取り組んでいる農家もありますが、国産のアボカドを寒ーい雪国で栽培に力を入れている農園があります。
なぜ新潟県で育つ?
アボカドの産地はほぼ、メキシコ産。
標高2000m級の山間部、美味しさの秘密は標高にあります。
山間部の夜間は10℃、日中は25℃と寒暖差が激しいのが特徴です。
新潟ではこの寒暖差を暖房機を使って再現し、ハウス栽培を実現したのです。
冬の夜は10℃を下回ることもあるのですが、日中はハウスの中は日が差すと30℃を超えることも。
標高の寒暖差に近づけてより美味しいアボカドができるようにしたのです。
アボカドは雨や風に弱い品種でハウスで守ってあげることで美味しい果実になるのです。
新潟の寒さが美味しさを極めているのでしょうね。
せきね農園について
せきね農園では、アボカド作りで3つのこだわりがあります。
① 寒暖差でおいしくする。
② 食べ比べを楽しんでもらう。
③ 一つ一つ丁寧に収穫する。
国産は10月~1月が美味しさを決める一番大事な時期なので寒暖差を保つように夜間も日中も温度変化にはものすごく気をつけているのがわかります。
収穫時期になったら一つ一つ果実の収穫サインを見極めて細かいチェックで最高のタイミングで収穫してから
箱に入れるのも傷をつけないよう、果実同士ぶつからないように細心の注意を払う気配り。
アボカドは、豊富な脂肪分が含まれていて「森のバター」「バターフルーツ」と言われていますが。
果実の中でもっともカロリーの多い食べ物ですが、実は善玉脂質と呼ばれる”不飽和脂肪酸”であるため血中コレステロールを増加させる心配がないのです。
コレステロール値が気になる人でも安心して頂けます。(食べ過ぎには注意)
せきね農園は、新潟市南区にある信濃川と中之口川に挟まれたところにある、9代続く200年以上の歴史ある農家です。
せきね農園では、稲作と果樹園を営みたくさんの作物を栽培しています。
ですが、冬でもできる農業をと40年前にヒラタケの栽培を始めて一年中できるようになり、新しい試みでアボカドの栽培に踏み切ったのです。
今ではアボカド、ひらたけ、桃は10種類もあるそうで、他にもブルーベリー、パッションフルーツなども栽培しています。
雪国アボカドの種類は?
せきね農園のアボカドの種類は40種類ほどあります。
たとえば
- ズタノ
- ピンカートン
- フェルテ
- ベーコン
- ウインターメキシカン
- メキシカコーラ
- マテマ
雪国アボカドはどこで販売している?通販取り寄せはできる?
せきね農園は、観光農園ではないため農園での直売などはしていないようです。
ネットか取り扱い店でご注文が必要です。※数量限定でおひとり様ひと箱限りです。
以下に通販できるところを紹介しますが、12月1日現在、在庫はないそうです。
雪国アボカドはせきね農園の農園の公式HPで購入できます。
せきね農園ショッピングページ:https://sekinenouen.com/shopping/shopping1.html
長岡中央青果株式会社 公式HP
頼みの綱は、日テレポシュレですね。
放送後に取り扱いがあれば、下記で紹介されるはずです。
ただ、毎回つながりにくくなっているので、時間をおいて試してみてくださいね。
おわりに
アボカドが日本に来て10数年ですが、
やっと、国産のアボカドが手に入るようになったのかと思いますね。
それには農園の方の努力があって私たちの食卓に並ぶんですね。
アボカドは醤油とよく合うのでわさび醬油で食べると美味しいですよね。
後は、薄切りにしたアボカドをごはんにのせて、醤油とカツオ節をかけて醤油をかけると美味!
そして生産者さんについてはこちらでもご紹介!バンドマン!