羊肉ダイエットの効果がスゴイ!?ラム肉やマトンを食べてダイエットするやり方について、テレビの「主治医が見つかる診療所」でDJ KOOさんが実際に食べて検証されていましたね。
専門家が検証した羊肉のダイエット効果と食べ方や方法について紹介します。
もくじ
羊肉(ラム・マトン)ダイエットの効果
肉は食べたら太るのでは?というイメージを抱きがちですが、そんなことはないのです。
良質なタンパク質を補給することで、筋肉や代謝を落とさずにダイエットできることが知られています。
その中でもダイエットに向いている肉は、羊肉。
日本では北海道で食べられるのが有名ですが、あまり馴染みがない人も多いかもしれません。
羊肉はモデル肉とも言われるほどなのだそうです。
医師は5名中4名が最高評価、南雲先生だけは星1つ減らしてましたが、理由は「ご飯」を一緒に食べていた点を指摘して「糖質を制限したほうが痩せると」いう理由でしたから、ほぼ全員が羊肉を食べることについてはダイエットとしてOKを出していました。
登場していた医師の先生
秋津壽男(循環器内科)、上山博康(脳神経外科)、岡部正(内分泌内科)、中山久德(内科・リウマチ科)、南雲吉則(乳腺外科・形成外科)、姫野友美(心療内科)
番組では、DJ KOOさんが、お腹が緩んできた!とのことで、羊肉ダイエットに挑戦されていました。
医師の元で検証前に体重を測ると80.2Kg、内臓脂肪が177(正常値100)と深刻な数値!
2日に1回はスイーツを食べ、毎日甘い炭酸飲料を飲む生活をされていました。
スイーツは週に1回に減らし、炭酸飲料は甘くないものを飲むという改善を行った上で、羊肉でダイエットに挑戦されていました。
すると、結果は
体重を測ると80.20Kg → 76.55Kg (-3.65Kg)
内臓脂肪が177 → 142 (2割減)
たった10日間でこれだけの効果が出ていました。
羊肉(ラム・マトン)ダイエットのやり方
羊肉でダイエットをする方法は、シンプルにラム肉、マトン肉を食べることです。
もちろん食べ過ぎになってしまっては、カロリーオーバーで逆に太ってしまいます。
羊肉を食べる量や習慣を増やすことから始めます。
・1日1回羊肉を食べる
・甘いタレは使わない
・食後に有酸素運動
「主治医が見つかる診療所」では、DJ KOOさんが、10日間羊肉を食べ続けて効果を出していました。
羊肉(ラム肉・マトン)を食べる量は?
ダイエットのために、ラムやマトンを、一日に何グラム食べ無くてはならないという量は定められていません。
100gあたり 約227kcalありますので、一食分をグラム計算して、カロリーオーバーにならないように食べましょう。
野菜を一緒にたくさん食べ、ご飯など炭水化物を減らしておくと、お肉をたくさん食べることができます。
お野菜と一緒に沢山食べられる点では、北海道のジンギスカンが手軽でよいかもしれません。
羊肉について詳しく知ろう!
羊肉には
・ラム
・ホゲット
・マトン
と、種類があります。
ラム肉は、生まれてから12ヶ月以内で、永久歯が生えていない子羊の肉の事を言います。
癖がなく、脂肪が少なく、羊肉のなかでは最も食べやすいです。
番組内ではDJKOOさんが、「ラムユッケ」を食べていましたね。
一般的にクセが強そうと言われている羊ですが、良い肉は生で食べられるぐらい美味しいのです。
ホゲットは生後12ヶ月~永久歯が2本映えるまでの羊の肉です。
ラムより色が濃くなって、噛みごたえ、肉の弾力が出てきます。
日本ではあまり聞き馴染みがないです。ラムとマトンの中間で、どちらかに区分されてしまって輸入されることも多いようです。
マトンは、永久歯が2本以上生えている、メスの羊か、オスの去勢された羊の肉を言います。
肉は歯ごたえがあって、弾力が強く、羊肉特有のクセや香りがあります。
羊肉を食べ慣れている人は、マトンを好んで食べる人も多いです。
ニュージーランドに行くと、普通にスーパーで販売されていて、ポピュラーなお肉です。
さすが、羊の国ですね・・・。
モンゴルやインド、アメリカなど世界各国で食されています。
羊肉・ラム・マトンには脂肪燃焼効果が
羊の肉には、「L-カルニチン」が豊富です。
L-カルニチンは、脂肪燃焼効果があると言われています。
もともと人の筋肉細胞に多く存在しており、脂質の代謝に必要不可欠な物質として知られています。
ところが、このL-カルニチンは、年齢とともに減ってしまいます。
ピークは20代。
30~40代になると、L-カルニチンは減っていき、脂肪燃焼する機能も衰えてしまいます。
年をとって、どんどん痩せにくくなっているなぁという人は、Lーカルニチンが減っていってるのかもしれませんね。
L-カルニチンは、肉の色が赤いほど多く含まれています。
羊肉・ラム・マトンは低カロリー
脂肪燃焼効果があるのに加え、羊の肉はカロリーが低いのです。
ラム肉のカロリーは、100gあたり 約227kcalです。
牛肉や豚肉、鶏肉と比べると低カロリー。しかも低糖質です。
羊肉・ラム・マトンの脂肪は吸収されにくい
羊肉の特徴として、肉に含まれる脂肪の融点が高いです。
融点は脂肪が溶け始める温度。例えばラム肉は44度。
豚は28、鶏は30、牛は40です。
溶けにくい脂肪は、体が吸収しにくいので、そのまま体の外に出ていきやすいといわれています。
ラムとマトンで痩せやすいのはどちら?
羊肉は、クセのなさでラム肉が食べやすいと言われて選ばれやすいのですが、
痩せやすいのはマトンの方です。
理由は、L-カルニチンがマトンのほうが多く含まれているからです。
羊肉(ラム肉・マトン)どうやって食べる?レシピは?
さて、なかなかスーパーでは目にする機会がない羊肉。
ラムやマトンはどこで手に入れて、どうやって食べればいいのでしょう。
羊肉の専門店で食べる
もし近所に羊肉の料理を置いているお店があれば、まず行って見ることがおすすめ。
西麻布の羊SUNRISEというお店が紹介されていました。
食べていたのはジンギスカン。タレではなく、塩で食べる方法です。
また、炙りユッケや、羊肉のスープも食べていましたね。。
もしあなたも食べたことがなければ、まずは専門店で味を体験してみましょう。
ラムやマトンの料理は
・北海道のジンギスカン
・モンゴル料理
・インド料理
などで食べることができます。
ジンギスカンは、羊肉初心者でも食べやすいです。
初めての人は、ジンギスカンから始めると無理なく、美味しくダイエットできます。
効果を一番に考える人は、マトンの塩ゆでをどうぞ!
モンゴル料理のお店で食べることができます。
無駄なカロリーを加える味付けもなく、茹でることで肉の臭みもなくなります。
歯ごたえのある肉をよく噛むことで、早く満腹になる効果も期待できますよ!
ラム肉のビビンバ
番組では、ラム肉を細かく刻んで、ビビンバにして、家で食べていました。
ひき肉にすることで、繊維が細かくちぎれて、食べやすいのです。
ラムの野菜炒め
キャベツなどの野菜と一緒に炒める
お肉を柔らかく仕上げるには、生肉の状態で卵白に付けてコーティングします。そのまま茹でてからフライパンで焼くと柔らかく焼けるそうです。
また、羊の脂は甘みが強く、野菜に絡めて食べると野菜の甘味を引き出してくれます。
ラムチョップ
美味しく作るコツは、焼き方です。
最初は脂のついている面から焼くのが美味しく焼けるコツ。日の通りにくい脂身きつね色になってから、赤身の部分を最後に焼きます。フライパンの側面でお肉の横も焼き目をつけるといいですね。
ラムのステーキ
シンプルに焼いてステーキで!付け合せのお野菜もラムの脂で焼くと美味しく仕上がります。
ラム肉の水餃子
ラム肉のミンチで作り、黒酢をタレにして食べる料理。コレは中華のお店で出されていました。頑張ったら家でも作れるかもしれません。
ラム肉のクミン炒め
食欲を増進させるクミンの効果でたっぷり食べることができます。これも中華料理店で出されていましたね。
スパイスが香ばしくて美味しそうです。
ラムしゃぶ
ラムの余分な脂が落ちて、ヘルシーに食べられるお料理。北海道出身の医師の先生も、しゃぶしゃぶといえばラム肉なのだとか。
羊肉(ラム・マトン)のお取り寄せ
羊肉を売っているお店が近くにない場合は、お取り寄せをすることもできます。
羊肉は専門店が積極的に通販をしています。美味しいお肉を自宅で焼いて食べちゃいましょう。
(北海道を応援!!)
おわりに・まとめ
羊の肉、ラム、マトンはダイエットに効果的とわかりました。
北海道以外では、なかなか普段から目にすることができない羊肉。
この機会にチャレンジして、食卓に取り入れて行くのもいいですね。
食後の有酸素運動も忘れずに!楽しんで、美味しくダイエットにチャレンジしてみてください。