おじいちゃん、おばあちゃんが今年で88歳。米寿の年ですね。
でも、米寿についてよく知らないし、なにをしたらいいの?
いつも可愛がってくれるおじいちゃん、おばあちゃん。
ちゃんとお祝いしてあげたいですよね。
そんなあなたのために、米寿のお祝いについて解説します。
思い出に残るお祝いとなりますように。
もくじ
米寿のお祝いは何するをするのが伝統?
88歳はなんで米寿かというと、88を漢字で書くと、八十八になるからです。
この「八」「十」「八」を組み合わせてひとつの字にすると、「米」になります。
面白いですよね。
伝統的な祝いですので、少しお固く構えている方もいるかもしれませんが、そもそもユーモアのあるお祝いのようです。
肩の力を抜いておじいちゃん、おばあちゃんのことを第一に考え、楽しむのが一番です。
米寿の色は黄色・金茶色・金!
還暦(60歳)のお祝いの時に、赤いちゃんちゃんこを着ることはご存知の方も多いのではないでしょうか。
同じように、米寿にも伝統的なイメージカラーがあります。
それは、、、金茶色や黄色・金です!
金色や黄色のちゃんちゃんこや座布団を用意するのが伝統的ですね。
米寿は米のお祝い!
米寿は伝統的に、お祝いの会に来てくれたお客さんに対して、
火吹竹や升の斗掻といった道具をプレゼントする風習があります。
火吹竹はお米を炊くときに火をおこすのに使う道具で、
升の斗掻はお米を升に入れた時、表面を平らにするために使う道具です。
米寿はその名前から、米の祝いともいわれます。
ですので、先ほどのようなお米にまつわる道具をプレゼントするのですね。
でも、火吹竹や升の斗掻を使うこともめったにないです。
もちろん伝統的な記念や飾りとしてプレゼントするのもいいですが、ほかにもアイデアがありますよ。
米寿のお祝いのアイデアは?プレゼントをするとしたらどんなものがいい?
米寿のプレゼントは、なにかお決まりのものがあるわけではないのです。
そのぶん迷いますよね。
一番大事なのはお祝いする気持ちですので、
もともこもないですが、心がこもっていれば何でもいいのです。
その点をまずは押さえつつ、おすすめのプレゼントをご紹介します。
米寿おすすめのプレゼント!
まずは本人が欲しいもの!
もし御本人に聞けるなら、欲しいものを直接聞くのがおすすめです。
あまり悩みすぎて疲れちゃって嫌になると本末転倒ですので、サックリ本人に聞いてみるのもありですよ。
寄せ書き
孫、ひ孫の寄せ書きも人気があります。
おじいちゃん、おばあちゃんに対する感謝のメッセージを伝えると喜んでくれるはずです。
字がかけない小さいお子さんがいる場合は、手形を寄せ書きの色紙に押してあげるのがおすすめ!
いい記念になりますね。
似顔絵(メッセージ入り)
似顔絵師さんにおじいちゃん、おばあちゃんの似顔絵を描いてもらい、そこにメッセージをいれるのも人気があります。
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インターネットでも注文できるサービスがあるようなので、便利ですね。
写真とも違い、世界に一枚しかない似顔絵は特別なプレゼントになるのではないでしょうか。
湯呑・カップ
普段使うものもプレゼントとしていいですよね。
毎日使う湯呑やコーヒーカップなどがおすすめです。
こちらは名前が入った湯呑。愛着を持って毎日使ってもらえたら、もらったほうもプレゼントしたほうも嬉しいですね。
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使うたびにあなたのことを思い出すでしょう。
米寿ですので、金の装飾がされたカップなどもいいですね。
黄色いパジャマ
日々使うものとして、パジャマのプレゼントもおすすめです。
さすがに金色のパジャマは敬遠されそうだし、そもそも売ってないかもしれませんね。黄色がいいです。
黄色のパジャマを選んで明るい色を着るとますます元気になりそうです。
贈答品の水引は蝶結び?結びきり?
お祝いの品には熨斗(のし)紙・水引がかけられます。
水引とは包み紙にかけられる飾りの紐のことです。
この水引には
・蝶結び(花結び)
・結びきり(本結び)
の2種類があり、場合によって使い分けなければなりません。
蝶結びは何度も結び直せることから、何度あってもよい祝い事に、
結びきりは解けないよう強く結ぶため、一度きりの祝い事に使われます。
では、米寿のお祝いはどちらだと思いますか?
答えは蝶結びです。
![蝶結びの祝い袋](https://ps-extra.info/wp-content/uploads/2018/08/066494-150x150.jpg)
米寿は人生で1度きりということで、結びきりを選んでしまう方が多いようです。
しかし、長寿のお祝いは何度あってもいいことですので、蝶結びを選ぶのが正解です。
表書きは「米寿御祝」「祝米寿」「感謝」にされる方が多いです。
米寿のお祝いで家族イベントをするならどんなことをする?
米寿のお祝いでイベントをする場合は、まず第一に御本人の体調に注意です。
体調次第で時期や場所を考えたほうがいいでしょう。
米寿のお祝いは、本人の誕生日や敬老の日の周辺で開催することが多いようです。
しかし、特に時期が決められているわけではありません。
御本人の体調や、周りの方の都合に合わせて時期を選びましょう。
米寿のイベント
食事会
・自宅で
ご本にの体調が優れない場合は自宅でのお食事会がいいでしょう。
手料理を振る舞ってあげることも、喜んでくれるはずです。
みんなでテーブルを囲み、本人には黄色や金のちゃんちゃんこを着てもらって、長生きを盛大に祝いましょう。
・ホテルで
御本人が外出するのに問題なければ、ホテルのレストランがおすすめです。
個室をとって、コース料理にすれば、しっかりとしたサービスで安心して楽しめます。特別感がある場所に行くのも、高齢の方にとってはいい刺激になるといいます。
温泉旅行
御本人の体調が許せば、温泉旅行に行ってみるのはいかがですか?
高齢になるほど、旅行に行くのはためらいがちになるものです。
米寿のお祝いであれば、子ども・孫など、みなさんの協力も得やすいはず。
思い切って旅行に行くこともできると思います。
親戚みんなで旅行するなんて、なかなかできないことですしいい機会です。
おわりに・まとめ
米寿のお祝いについてまとめました。
何よりも金額や派手さよりも、お祝いしたい気持ちが大切です。
おじいちゃん、おばあちゃんに気持ちが伝わるお祝いになるといいですね。