びわ湖大花火大会に、県外から車で行きたいあなたはチャレンジャー。でも、比較的車で行っても混雑が緩い穴場スポットもあるんです。渋滞必至の花火大会を攻略し、花火もしっかり見たいあなたへ、県外・京都大阪方面から車で行ったことがあるので体験をシェアします。
びわ湖大花火大会に車で行きたいけど・・・
びわ湖大花火大会は、滋賀県大津市で開催される大きな花火大会。
花火大会開催者側は、公共の交通機関の利用を呼び掛けており、花火大会会場には、専用の駐車場は用意されていません。
しかし、琵琶湖をメインとした観光地である大津周辺には、コインパーキングを含め、駐車場は割とあるほうです。
花火大会会場周辺は、交通規制で自動車道が一方通行になったり、車両通行止めになったりします。
そのうえ、滋賀県の地元民は花火大会当日も車で移動する人が結構います。
びわ湖大花火大会は、とくに帰りの交通渋滞がひどいです。
一斉に人と車が動き出すため、はまると動きにくくなり、時間を取られてしまいます。
そもそも、花火大会以外の時期でも、開催地の滋賀県大津市は渋滞が起きやすいんです。
特に県外からくる方は、名神高速道路を利用したり、京滋バイパスを利用されると思いますが、もともと渋滞しやすいです。
ということで、びわ湖大花火大会に車で行木、楽しむためには、花火大会会場付近の駐車場と渋滞の攻略方法を念入りに考えて行動するか、大会会場付近から距離は離れているけれど、車で行きやすい駐車スペースのある穴場スポットを狙って行くことになります。
びわ湖大花火大会の渋滞
まず、びわ湖大花火大会会場の最寄ICである大津ICです。
インターチェンジ周辺は、夕方から一般道路も高速道路も渋滞します。
後からご紹介する大津サービスエリアが花火鑑賞スポットになっているため、SAからの渋滞車両が手前の本線まではみ出してくることもあり、混雑します。
大阪から大津方面へ行くなら、名神の京都東で降りてから、湖西道路を利用して皇子が丘で下りる方法もあります。
込みやすい大津を最初から避けて、宇治方面から瀬田東や草津へ回避するのもありです。
草津なら、やっぱり混むのは混みますが、大津ほど渋滞にはならないです。
逆行きは
夕方の15時過ぎからは名神の京都から大津方面の渋滞が徐々にひどくなるのが、いつもの流れ。
逆にその時間以降に大津から京都方面へ行くには
直接大津ICは避けて、草津田神ICか栗東IC名神で京都方面へ抜けるほうが楽かもです。
みんな同じこと考えるかなぁと思いますが、それでも大津の混雑具合に比べたらマシだと思います。
琵琶湖大花火大会の交通規制
基本的には、浜大津からJR大津駅にかけて一帯が規制の対象になります。
JR大津駅から花火大会会場までは規制区間です。
大津駅前と膳所駅前は当日17時から24時まで歩行者天国です。
アーカス近くから、浜大津までのL字型道路も17時から23時まで歩行者天国です。
びわ湖ボートからアーカスを挟み、なぎさ公園を経由して、大津プリンスや浄化センター前も17時から22時まで歩行者用道路です。
JR膳所駅~湖岸道路 は、17時~24時まで規制。膳所駅付近から1号線に抜けることができません。
京阪電車島ノ関駅の踏切 は17時~24時まで規制されます
また、盲点になりがちですが、対岸の草津・湖周道路も一方通行になりますので覚えておくといいですね。
琵琶湖 大花火大会で使える駐車場
花火大会には専用の駐車場がないため、民間の駐車場を利用することになります。
大津港周辺は観光地のため、比較的駐車場は多いです。
花火大会メイン会場付近の駐車場は、金額も安いところが多いのも魅力です。
ですが、当日は交通規制のため、出入庫できる時間に制限がでてくるのがポイントです。
一応メイン会場周辺の駐車場を紹介しておきます。
が、規制が多いエリアなので、帰りは出庫ラッシュにあうと、何時間も動かないとかありえます・・・。
ちょっと時間をずらすなど、工夫が必要です。
・大津港駐車場
大津港の地下駐車場。メイン会場まで徒歩1分。
例年、すぐに満車となる。朝から停めて観光するなど、余裕をもって利用を。
【営業時間】
7:30~24:00
【料金】
一日最大
平日 800円
土・日・祝 1000円(24時まで)
・タイムズびわ湖大津プリンスホテル
びわ湖大津プリンスホテルの駐車場。24時間営業。
【営業時間】
24時間
【料金】
30分300円
1日最大 700円(24時まで)
・びわ湖ホール駐車場
約840台収容可能な大き目駐車場。金額も安い。
キャパはあるけど、出庫のハードルが高い
【営業時間】
7:00~23:00
周辺は交通規制対象のため、16時からは入庫不可。
帰りも22時までは交通規制のため出庫不可。
【料金】
1時間210円
びわ湖大花火大会の駐車場・コインパーキング完全攻略法
大津駅付近、他にも、タイムズなどのコインパーキングがたくさんあります。
年々増加していると思います。
駐車場の状況については、ネットの検索情報よりも、NAVITAIMEが圧倒的に便利です
NAVITAIME(ナビタイム) 駐車場検索/予約
PC・スマホサイト
https://www.navitime.co.jp/parking/
・駐車場の 「満・空」 の情報が表示される(※一部駐車場のみ対応)
・駐車場の予約ができる(akippa・軒先パーキングと連携)
めちゃめちゃ便利です。
もし大津市内に駐車するのであれば、朝早くから行って、駐車場を確保することをお勧めします。
滋賀県内は24時間最大でも1500円行かないくらいなんで、止められないリスクを考えると、割り切って先に押さえたほうが良いですよ。あとは観光を楽しみましょう。
また、大津の周辺は先ほど言ったように、交通規制もあるので、帰りは出庫が難しくなります。
それを考えると、大津駅周辺の規制がある場所付近より、少し離れた場所に止めて、歩いて移動するほうがいいです。
離れた駅周辺に止めて、電車で移動でもいいです。
ただし、この電車がまた、めちゃめちゃ混みます。
帰りの混雑真っ只中では駅までの移動と電車待ちで1時間くらいJRに乗れないということもありえます。(電車の乗り降りに手間取ってるんですよね)
たかだか2~3駅電車にのるために!と思うかもしれませんが、大津付近に車を止めて、大津ICから帰るのであれば、車での脱出のほうが混むかもしれません。
ならばいっそ、阪神高速京都線で山科まで車で行っておき、山科の駐車場を利用。
そこからJRか京阪で大津まで電車で行って花火を見て、
また電車で山科まで帰るのも一つの方法です。
NAVITIMEで駅ごとに駐車場を検索し、予約や目星をつけるのがベストです。
それを踏まえて、次は、花火を見るスポットを決めていきましょう。
琵琶湖大花火大会の穴場スポット
車で行く場合の、穴場スポットを紹介します。
穴場と言っても、混雑はします。ここ数年で、もう穴場なのかどうなのか?と思うこともありますが、花火大会会場付近と比べたら、やっぱり穴場です。
当然ですが、付近の商業施設の駐車場を勝手に花火鑑賞目的で使用するのはルール違反ですね。あと、地元のマナーは守りましょう。
琵琶湖 花火大会 大津サービスエリア
【注意!】
大津サービスエリアは、2014年の改装で、徒歩で出入りができなくなっています。
(ウェルカムゲートはありません)
SAの上り・下りでも行き来ができません。
大津SAに車だけ止めて徒歩で花火を見ることはできません。
上りのSAは花火がよく見えるスポットです。
車で行ける穴場として密かに利用されていましたが、ここ数年の改装により、利用ハードルが上がりました。
駐車が一定以上になると、入場規制が入ります。
この規制もあり、当日大津SAに行く人の出足も年々早くなってきています。
午前中に動けば間違いないんじゃないかなとは思いますが・・・。
大津サービスエリア(上り)
上りSAの大津ハイウェイレストランは琵琶湖の眺望で有名な絶景ポイントです。
551の蓬莱の豚まんがあるのも上りです。
毎年、食事つきの、特別有料観覧席が販売されています。
完全予約制です。
大津ハイウェイレストラン特別有料観覧席
こちらの公式サイトの、NEWS&トピックスを確認してください。
例年だと7月に情報が出てきます。すぐ満員になります。
http://www.granvistahighway.com/otsu/
お問い合わせ:077-522-6092(9時~17時)
座席は16席限定。
駐車場の確保はないそうです。
ちなみに2016年は、
お食事と特別有料観覧席(びわこ側カウンター席)がセットで
5,500円(税込)。SAなのに、コース料理で満足度は高い~。
大津SAの運営会社グランビスタさんはホテル経営もしているんですよね。
大津サービスエリア(下り)
下りサービスエリアも展望デッキからびわ湖が見えるのですが、
花火大会当日は2階・3階展望デッキ、歩道橋は終日閉鎖です。
下りSAは1階からびわ湖を見るのはちょっと厳しいです。
大津SAにはフードコートやレストランはあります。
食べ物やお土産はとても充実しているのですが、子供向けの遊具や、アミューズメント系はないので、時間をつぶせるものを持っていきましょう。
琵琶湖大花火大会を比叡山から見る
車で花火を見るのに絶好のスポットが比叡山です。
駐車場のあるスポットをご紹介します。山頂から標高の高い順。
・比叡山山頂(四明が嶽)
大津まで距離もあるし、標高もあるので、花火は小さくなります。花火も見下ろす感じです。
花火が湖面に映る様子もしっかり見えますし、夜景もキレイ。
第一・第二駐車場があり、どちらもすばらしい眺望です。
駐車台数 230台
駐車料金5000円(当日金額)
印象派画家の庭園と絵画が見られる、ガーデンミュージアム比叡があります。トイレ・カフェ・ショップあり。
夜になると庭園のライトアップも雰囲気があっていいです。
・登仙台駐車場(比叡山ドライブウエイ)
駐車場50台
駐車料金5000円 (当日金額)
自動販売機あり
トイレなし
星野リゾートのホテル、ロテル・ド・比叡前にある駐車場です。
・夢見が丘駐車場(比叡山ドライブウエイ )
駐車場132台
駐車料金5000円(当日金額)
展望台があり、大津・びわ湖の夜景がきれい。
カフェ・軽食のお店、スーパースライダー・サイクルモノレールなどの遊具もあり、お子様連れで早く行っても時間をつぶせるのがポイント。
他にも施設がありますが、夢見が丘のスポーツ施設・かぶと虫の家・ザリガニ王国などの一部施設はお昼の12時には閉ります。これも年々混雑時間が早くなってる。
花火当日の比叡山の攻略ポイントは、金額と規制です。
比叡山ドライブウェイの有料道路を通るため、通行料が必要なこと。
これも、ドライブウェイの区間によって課金されます。
大津側の入り口、田の谷ゲートから夢見が丘駐車場までは往復840円で、比叡山山頂までは往復1670円です。(普通車の場合)
大津側からびわ湖大橋側まで縦走して突っ切るなら2380円です。細かく分かれていて、行き来すると区間により課金されますので注意しましょう。
通行料はJAFの会員証で割引があります。
加えて、
山頂・夢見が丘駐車場、登仙台駐車場の利用は、花火当日は、
有料(1台5,000円)となります。この金額がネックになって利用のハードルが上がってますから、混雑抑制はされています。
比叡山ドライブウェイは自動車専用道路なので、
そもそも路上駐停車は全面禁止なんです。
だけど路上駐車が多かったんで、警察から規制が入ったよう。
夢見が丘駐車場、登仙台駐車場、山頂駐車場が満車になると、通行止めとなります。
こちらの公式で7月頃に営業について発表があるので、事前チェックをしていきましょう。
年々、花火を見る人の動きも早くなってきていますので、注意です。
http://www.hieizan-way.com/news.html
満車でダメだったら、大津方面へ山を下りて花火が見れる場所を探す発想になりそうですが、田の谷峠ゲート降りてから近い、陸上自衛隊大津駐屯地は一般車両の乗り入れは禁止されています。(屋台もあり花火も見れますが車はダメ)
遅い時間になって大津に車で乗りこむのは本当に大変なので、
比叡山狙いの方は、とにかく朝から動いて、駐車場確保ができるように頑張ってください。
帰りも、田の谷ゲートから降りるのはいいのですが、大津方面ではなく、京都方面へ抜けて帰ること。
回り道でもそのほうがスムーズです。大津は大渋滞です。
矢橋帰帆島(やばせきはんとう)
(やばせきはんとう)名神高速道路 瀬田西IC または 草津田上IC から約15分 。
大津港の対岸の草津市になる人工島です。
無料駐車場もあります。
駐車場400台
トイレ完備
花火会場からは距離がありますので、ちょっと小さめ。
子どもの広場にはロープジャングルジムがあり人気。家族連れにはよいスポットです。
皇子が丘公園
丘の上にある公園なので、花火と大津の夜景をあわせて見ることができます。駐車場があるので車で行くには便利なんですが、早めの到着が必須です。
駐車場80台
トイレあり
自動販売機あり
また、長い滑り台・ミニトンネルなどなどアスレチック感満載なので、小さい子どもが喜ぶスポットです。ご家族で行くなら、おすすめの場所です。
花火大会会場の対岸から見る
どうしても車なら遠くなりますが対岸の守山か草津側からでしょう。
花火は小さくなりますが、混雑は少なく、余裕はありますね。
夕方、車で見に来て、会場周辺のスポットで場所を取れなかった人が流れてくることも多いんですよ。
琵琶湖には、湖岸緑地公園と言われる場所が湖岸に点在しています。駐車場もあり。
例えばここ。
大津に近いポイントから、草津の湖岸道路沿いの駐車場も埋まっていきます。花火の見栄えに大きなこだわりがないなら、最初から対岸狙いもいいかも。花火があがり始めると路上駐車が増えてきますので。
最大どのくらいの距離から見れるかといえば、一番遠くてびわこ大橋を東に渡ってちょっと南に下りたあたりの対岸くらい。
距離もポイントですが、花火大会の大津港まで遮るものがないのがポイント。
遠いので音もかすかで、見える花火がほんとちっちゃいのですが、空の花火と水面に映る花火も両方ちゃんと見れます。まったり、ほのぼのできます。
帰りの高速も、大津ICから乗るのに比べたら楽ですよ。
おわりに・まとめ
車で行くことを前提に、規制と渋滞とスポットをご紹介しました。年々早く動く人と規制が多くなっているので、私も最新情報には気を付けていますが、突然ルール変更もあり得るので気が抜けませんね。
尚、よくあちこちで穴場と紹介されている
びわこ競艇場(びわ湖ボートレース場)は、今は一般入場できません。チケット持った地元客&バスツアー客専用です。
イオンモール草津も立体駐車場は封鎖で見れません。
ご注意くださいね。
では、今年の夏も楽しみましょう!