11月4日の『行列のできる法律相談所』で、藤井サチさんが京都の世界遺産に登録されているお寺、仁和寺に宿泊。御室会館(おむろかいかん)という宿坊に泊まり、国宝・金堂でのおつとめを体験されていました。普段は入れない金堂に入る方法や、宿泊方法や料金、予約の方法など、詳しく紹介しますね。
仁和寺御室会館 行列のできる法律相談所で紹介
仁和寺は、真言宗御室派の総本山。
そして、仁和寺(にんなじ)の御室会館(おむろかいかん)は宿坊です。
宿坊とは、参詣者(さんけいしゃ)=お参りに来た人が泊まる、宿舎のことです。
ここに宿泊すると、普段は入ることができない、国宝の金堂に入ることができ、朝のおつとめに参加できます。
「おつとめ」とは、お寺で行われる法要のことです。早朝、お寺の住職やお坊さんたちによって、仏壇の前でお経が唱えられることを言います。
金堂は非公開文化財なんですね。
普段は宿泊した人だけがその中に入れるんです。その他は特別拝観と言って期間限定の公開があるときだけです。
特別なのですね。
仁和寺にある特別拝観中の金堂で御詠歌(存在を初めて知った)を聴いたりお話を聞いたり満喫している。ここの石庭も素晴らしい。 pic.twitter.com/VzpHpmEQq7
— サトル (@satolutz80) October 27, 2018
金堂の中には、仁和寺のご本尊である「阿弥陀三尊像」が安置されています。
中央に「阿弥陀如来」、その左に「観音菩薩」、右に「勢至菩薩」が配置されています。
こうした配置の仕方は他のお寺でもあるのですが、仁和寺のものは阿弥陀如来が座っており、観音菩薩と勢至菩薩が立像というスタイルなんですね。
朝からロウソクだけの明かりの中、読経に耳を傾けながら祈りを捧げる時間は非日常。
開始時間は、
冬時間:10/1 〜 3/31 6時30分から
になっています。
境内には、観光客もいない時間帯ですから、静かな時間が流れていきます。
お勤めの後は、お坊さんによるありがたい法話もあります。
仁和寺の御室会館の宿泊料金と予約は?
宿泊料金はこちら。
宿泊プラン | 大人 中学生以上 | 子供 小学生 |
---|---|---|
1泊2食付 | 11,000円 | 8,900円 |
1泊朝食付 | 7,200円 | 6,600円 |
1泊素泊まり | 6,200円 | 5,600円 |
仁和寺の宿坊で一泊。コスパかなりいい。ひと風呂浴びてから夜の京都。 pic.twitter.com/t6uJmF3V7P
— 危険人物Z (@Danger_Z) September 11, 2018
こう言ってはなんですが・・・。京都に旅行に来て宿泊するのであれば、割とリーズナブルなのではないでしょうか。
プラス早朝のおつとめまで体験できるとしたら、価値がありますよね。
気になる宿泊施設の中ですが、
各客室に、浴衣、フェイスタオル、歯磨きセット、リンスインシャンプーが用意されていますし、ドライヤーも借りることができます。
トイレ、お風呂は共同で、浴室にはボディーソープも用意されていますが、バスタオルはありません。
全室にテレビ、エアコン、金庫を完備。Wi-Fiはありません。
宿坊はホテルや旅館ではないのですが、普通に快適に宿泊ができる設備が整っていますね。お寺らしく掃除も行き届いているようです。
駐車場も完備されていますし、宗派も関係なく宿泊やお参りができます。
仁和寺御室会館の予約の取り方
予約は、仁和寺の公式サイトからできます。
仁和寺公式:http://www.ninnaji.jp/syukubou/index.html
藤井サチさんが号泣した理由
https://twitter.com/syns102/status/1053859236789141504
仁和寺の朝のお勤めに出た藤井サチさん、涙してしまったそうですね。
その理由は何だったのでしょうか。
荘厳な雰囲気に心洗われたのか・・・。
「自分を見つめられました」と言ってました。
確かに、お勤めで自分と向き合う時間を持つものイイものですね。
まとめ
仁和寺の御室会館。体験価値が高い一泊ができそうですね。