気軽に出品できるメルカリなどのフリマアプリの流行で、自分でも始めてみたという方も多いですよね。出品作業をしている方におすすめなのが、郵便局の「ゆうゆう窓口」です。
営業時間内に行けなかったり、平日夜間や土日祝日に発送をしたい時などそんな時に利用出来るのがゆうゆう窓口です。また、発送に関わること以外にも様々なことに対応してもらえますのでとても便利ですよ!
ゆうゆう窓口についてご紹介していきますので、ぜひご参考になさって下さいね。
もくじ
ゆうゆう窓口とは
もともと集配郵便局(各地域の支店)に時間外窓口として設置されていました。
その後イメージアップさせるため
・郵便局の「郵」
・余裕の「裕」
・あなたの「you」
から「ゆうゆう窓口」に改称されました。
ゆうゆう窓口は、営業時間外に、郵便物の差出しや保管郵便物(不在持ち帰りや局留)の受け渡しなどを受付しています。
時間外であっても窓口で受け付けてくれるため、重量などで金額が変わる「定形外郵便」やサイズや厚みに指定がある「レターパック」などを料金不足などから返送される心配がなく出せるのが魅力です。
ゆうゆう窓口と普通の郵便局窓口の違いとは
便利なゆうゆう窓口ですが、どのくらいのあるのでしょうか?
例えば東京ではおよそ1480件の郵便局に対し、90件ほどしかゆうゆう窓口のある郵便局がありません。
普通の郵便局窓口との大きな違いは、件数の違いであると言えます。
そのため、ゆうゆう窓口の存在を知らなかった方もいると思います。
また、営業時間、曜日においても違いがみられます。
普通の郵便窓口は、大きな郵便局は9:00〜19:00、小さな郵便局だと9:00〜17:00がほとんどですが、
ゆうゆう窓口だと24時間のところもあります。(店舗により対応しないところもあり)
※営業時間等は、改めて後述します。
営業日も、普通の郵便窓口は日、祝日休み(小さな郵便局は土日祝日休み)に対してゆうゆう窓口は休みはありません。
ゆうゆう窓口の営業時間は?どこを見ればわかる?
ゆうゆう窓口の営業時間は、設置されている郵便局により差があります。
全国的に8:00〜20:00が多く、24時間利用出来るところや、変則的な時間で開いているところもあります。また曜日によっての違いなどもありますので注意が必要です。
日本郵便のHP https://www.post.japanpost.jp/shiten_search/
にて郵便番号検索、郵便局の名称検索から調べることが可能です。
営業時間や、ゆうゆう窓口の有無なども確認しやすくなっていますので一度最寄りの郵便局を調べてからのご利用することをおすすめします。
ゆうゆう窓口でできることはなに?
ゆうゆう窓口でできることは下記の内容になります。
ゆうゆうメルカリ便の発送
最近では フリマアプリでの発送の一つに、簡単に送り状が印刷出来るサービスが出来ましたね。
メルカリでは「ゆうゆうメルカリ便」という名前の発送方法です。
ゆうゆう窓口では、これを使用した発送も出来ますので、急な発送や仕事帰りに発送したい方にも嬉しいですね。
ゆうパケット、ゆうパックどちらもメルカリ便がありますが、もちろんどちらもゆうゆう窓口で出せます。
保管郵便物の受け取り(不在持ち帰りや局留め、本人限定受取郵便物)
※受け取りの際は、下記のものが必要です。
・本人確認書類(免許証・保険証など)
※マイナンバー(個人番号)の通知カードは、本人確認資料にはなりません。
・印鑑(無ければサインでも可)
・ご不在連絡票(不在留め置きの場合)
通常郵便物
フリマアプリなどで使用される定形外郵便物も出すことが出来ます。
速達郵便物
土日祝でも速達が出せるのはメリットですね。24時間営業のゆうゆう窓口なら夜間にも速達を送れます。
書留郵便物
こちらも、土日祝対応は便利ですね。大事な書類を早く送りたいならゆうゆう窓口へ持ち込みです。
確定申告なんかも、ギリギリの前日まで作成して、夜にゆうゆう窓口で提出なんてこともできます。しかも日曜でもOKなので救われますね。
電子郵便(レタックス)
祝電、弔電として利用できる、郵便局の電報サービスです。その日の内に届けられます。ゆうゆう窓口なら対応時間が広いのでより便利ですね。
ゆうパック(チルドゆうパックを含む)
郵便の荷物の配達サービスですね。
サイズ:タテ+ヨコ+高さ=170cm以下
重さ:25kg以下
までの荷物を送ることができます。
国際郵便物(航空郵便物及び国際スピード郵便物)
海外への郵便物も取り扱っています。エアメールが出せます。
発送方法は航空便・エコノミー航空(SAL)便・船便の三つがあります。
日本郵便への申請書類(住所変更)の受付
会社が休みの土日や遅い時間に対応してくれるのはうれしいですよね。昼休みに仕事を抜けていく必要がありません。
私書箱の設置
私書箱とは郵便物を受け取るための、専用受け取りロッカーのようなものです。会社でも個人でも利用できて、郵便局の場合は無料です。おおきな郵便局にだけあります。
設置については
・おおむね毎日、郵便物などの配達を受ける方
・私書箱を6カ月以上使用する方
・郵便物等を遅滞なく受け取ることができる方
という条件がありますが、満たしていなくても利用できることがありますので、個別に相談してみましょう。
切手・収入印紙の販売
定型郵便物・定形外郵便物の場合には、自分で切手を貼って持ち込む方も多いと思います。
その際、重さを量ってもらったら料金不足だった!なんて事もありますよね。
ゆうゆう窓口では切手も販売していますので、料金不足でもご安心下さい。
収入印紙もあります。
ゆうゆう窓口ではできないことは何?
とても便利なゆうゆう窓口ですが、出来ないこともありますのでご紹介します。
・レターパック、スマートレターなどを切手に交換、もしくは新しいものに交換
・書き損じのハガキの交換
・収入印紙の交換
・郵便局の窓口などで売られているグッツの購入
発送の際に、レターパックなどを記入を間違えてしまうこともありますよね。
しかしゆうゆう窓口では、交換対応が出来ないので注意しましょう。
おわりに まとめ
フリマアプリの流行に伴う発送に限らず、不在郵便物を仕事帰りに受け取れるなど私たちの生活に合う「ゆうゆう窓口」は、これから益々利用する人が増えて行くと思います。
ゆうゆう窓口を利用して良かった体験としては、当日消印有効のハガキなどを出した時です。
当日まで忘れていたためとても焦りましたが、近くにゆうゆう窓口があったため無事当日の消印で出すことが出来ました。
普通の郵便窓口では間に合わないものも、時間外営業のゆうゆう窓口が開いていれば間に合います。
ゆうゆう窓口は、用途に応じた利用が出来るため様々な場面で重宝するサービスです。上手に活用していきましょう。