歌舞伎役者の市川海老蔵さんが20キロの減量に成功したことで、話題となったゆで卵ダイエット。
その方法や、味付け、1日食べてもいい量など詳しく解説します。
方法を間違えると体調を崩しかねないので、しっかり読んで実践してくださいね。
もくじ
ゆで卵ダイエットとは?
ゆで卵ダイエットとはあなたにあった量のゆで卵を、1日に分けて食べながら痩せようというダイエット法です。
卵は完全栄養食品で、ビタミンCと食物繊維以外の栄養素がすべて含まれています。
また1個約80kcalと低カロリー、高たんぱくな食材ですので、栄養バランスを整えやすいのもメリットです。
価格変動が少なく、低コストなのもありがたいですよね。
やり方を間違えると体調を崩したり、失敗に繋がりますので、しっかり読んで実践しましょう。
ゆで卵ダイエットのやり方
ゆで卵ダイエットのやり方は自分に必要な量のゆで卵を1日に分けながら食べます。
主菜をゆで卵に置き換えるイメージです。
そして、ゆで卵に足りない栄養素のビタミンC、食物繊維を野菜などその他の食品からとります。
エネルギーのもととなる、炭水化物は朝・昼のみにしてください。
夜は活動量が減るので、余った炭水化物のエネルギーは脂肪に変わりダイエット効果が弱まるので、夜の炭水化物は控えましょう。
なぜゆで卵ダイエットは効果的?
なぜゆで卵ダイエットで痩せることができるかというと、低カロリーでしっかりたんぱく質を補えるという点にあります。
たんぱく質は筋肉や骨、血液を作るもとです。
不足すると、代謝が落ち、痩せにくい身体になってしまいます。
しかし、お肉を食べると同時にたくさんの脂をとってしまい、どうしてもカロリーが高くなりがちです。
種類 | 平均的な100gあたりのカロリー |
肉類 | 300kcal |
卵 | 150kcal |
卵は余分な脂質が少ないので、カロリーが低く、たんぱく質はしっかり補えるので、ダイエット効果が得られやすいということになります。
自分に必要なゆで卵の量を計算しよう
人は最低1日に体重分くらいのたんぱく質が必要になるので、目標体重50kgの人は50gのたんぱく質を補給しましょう。
ゆで卵1個にはたんぱく質が約7~8g入っています。
そのため
50÷7=7個
となるので、体重50kgが目標の人は1日7個のゆで卵が必要になります。
卵って1日そんなに食べてもいいの?
「卵は1日1個まで」や「卵をたくさん食べるとコレステロール値が上がる」とよく言われましたよね。
以前は、コレステロールが高い食品を食べると、体内のコレステロール値が上がると考えられていました。
現在もそう思われている方が多いのではないのでしょうか?
コレステロール値が上がるとさまざまな生活習慣病にかかるリスクが上がるため、普段から食べる機会が多い卵の数を制限するように言われていたんです。
しかし、最近の研究で食品からとったコレステロールによって、体内のコレステロール値が上がるということはないとわかりました。
そのため、1日食べていい卵の量を制限する必要はないので、安心してくださいね。
味付けの仕方は?
基本的にはなんでもOKです。
ゆで卵ダイエットでは味付けの制限はありませんので、味を変えながら飽きずに食べることが続ける秘訣になります。
しかし、マヨネーズやドレッシングを使うときは、自分がダイエットをしていることだけは忘れないようにしましょう。
マヨネーズは大さじ1で約100kcalあります。
ドレッシングも種類によっては高カロリーな商品もありますので、午前中に食べるなど注意をしてくださいね。
ゆで卵以外の食事のポイント
ビタミンCと食物繊維は、生野菜や、きのこ、海藻類からとれる栄養素です。
生野菜にはビタミンCが豊富に含まれ、きのこや海藻類には食物繊維がたくさん含まれています。
卵に足りない栄養をこれらでしっかり補ってください。
野菜は生がおすすめ
野菜は生で食べられるような葉野菜、トマトなどがいいでしょう。
なぜなら、ビタミンCは熱に弱く、加熱するとほとんど失ってしまうからです。
また、生野菜で食べることにより、シャキシャキとした食感でよく噛むことができ、ダイエット効果がより高まります。
ゆで卵の保存期間
実は卵は茹でたあとの方が保存期間が短くなります。
生卵にはリゾチームという酵素が含まれ、菌の増殖を防いだり、菌をやっつけてくれるんです。
しかし、茹でるとその酵素が壊れ、保存期間は短くなります。
冷蔵庫で2~3日を目安に食べきるようにしましょう。
つるっとむけるゆで方
ゆで卵ダイエットを始めても、つるっとむけないとかなりストレスですよね。
そこで、私がいつも実践している、つるっとむける方法をお伝えします。
1.ゆで卵を冷蔵庫から出して鍋に入れ、ゆで卵がかぶるくらいの水と塩ひとつまみを入れる。
2.中火にかけ、沸騰したら8分ゆがく。
3.氷水を用意しておき、時間が経ったら卵だけすくって氷水で一気に冷やす。
4.氷水の中で手早く殻にヒビを入れ、粗熱がとれたら流水で流しながらむく。
本当につるっとむけるのでぜひお試し下さい!
まとめ
ゆで卵ダイエットは自分にあった量を1日にわけて食べるダイエットで、たんぱく質をしっかり補うことが出来るので、健康的に痩せることができます。
ゆで卵ダイエットの口コミでは、腹持ちの良さを実感されている方が多くいらっしゃいました。
低コストで簡単に始められるゆで卵ダイエット。
ぜひお試しあれ!