10月3日放送の「ソレダメ」では、お肉の魅力がたっぷり紹介されました。ダイエットに老化防止に肉がいいというのはもはや常識。その中でもより健康になれる食べ方や調理法があるそうですよ。
もくじ
ソレダメ・肉でダイエット&老化防止する食べ方とは?
ダイエットでは、たんぱく質を取らないと筋肉が落ちてしまい、代謝が悪くなってしまいます。
糖質制限ダイエットでも肉はしっかり食べますし、もはやダイエットにお肉は常識。
ダイエットに効果的なのは牛肉!
ヘルシーで脂肪が少ないという理由で、鶏むね肉やササミを選ぶ人も多いですが、実は牛肉の赤身がダイエットには効果的。
糖質や脂質、たんぱく質の代謝に必要なビタミンB群が豊富です。
また、赤身肉には脂質の代謝に必要不可欠なLカルニチンも豊富です。
1日100gで脂肪燃焼に効果があります!
脂をカットできる食べ方は、実はしゃぶしゃぶより焼肉なんです。脂は加熱する温度が高いほど溶けていきます。
焼いたほうが脂が解けて落ちてくれます。
牛肉の部位別の栄養効果
タン:タウリンが肝機能を改善し疲労回復に!
ロース:L-カルニチンが豊富。代謝をよくして体力アップに。Lカルニチンは熱に弱いのでレアで食べると効果的。
ハラミ:高血圧予防によい。カリウムが豊富な部位なので、むくみ防止にも!
カルビ:ビタミンB2がたっぷり。美肌によく、脂肪燃焼効果あり
豚肉の栄養効果
豚肉の良いポイントはたった一つ。ビタミンB1があらゆる食材の中でトップだということ。
疲労回復に効果絶大です。
ただし、調理法によってビタミンB1の摂取量が変わってきます。
ビタミンB1は水溶性なので、肉汁と一緒に出て行ってしまいます。
生姜焼きで食べると、肉汁も一緒に摂れるので効果的です。
また、ビタミンB1の吸収を10倍にしてくれるタマネギを一緒に摂るといいのですが、アリシンは熱に弱いという弱点があります。
アリシンを生かすためにタマネギをすりおろします。空気に触れる面積が多いほどアリシンは増えるからです。
すりおろした玉ねぎは、たれに加えて、焼けた肉に最後に絡めて役と、熱を加える時間が短くて済みます。
ビタミンB1が多いのがロース肉。(赤身に多い)
また、このロースに下ごしらえとして小麦粉をまぶして覆うことで、ビタミンB1を流れにくくします。
鶏肉の部位別栄養効果と料理レシピ
鶏むね肉
たんぱく質の量がトップ。カリウムが豊富なので高血圧予防にも。
【番組紹介のむね肉レシピ】鶏むねのバター醤油
むね肉の肉面におろししょうがを付けておいておきます。これでカリウムの流出が少なくなりますし、たんぱく質が摂取しやすく柔らかくなります。
むね肉の繊維は斜めになっているので、まずは繊維に垂直に、次に水平に一口大に切ります。
中火で熱したフライパンに、脂を敷いてむね肉を焼く。
一緒にアスパラときのこ(しめじ・まいたけ)も入れて入れる。箸で押して肉に弾力があれば火が通っている。
バター醤油で味付けして、最後に甘口醤油を入れて煮立たせる。
優しい味でとてもおいしそうです。
鶏もも肉
セレン、ビタミンAが含まれる。美肌によくシミシワ予防によい。
脂溶性なので揚げるといいのですが、揚げた時にできる焦げは糖化物質として美容の大敵です。
そこで、揚げる前にレモンをかけておくといいのです。糖化物質が生成される量が半分に減ります。
鶏皮にはビタミンKが豊富なので、皮ごとから揚げがいいのだそうです。
鶏手羽元
コラーゲンが豊富。美肌に効果的。
コラーゲンは体内でアミノ酸に分解されるので意味がないといわれますが、ビタミンCを一緒に取れば、コラーゲンが再生されるのです。
ビタミンCはパプリカで補うことが出来ます。
【番組紹介レシピ】手羽元の蒸し焼き
手羽ものに骨に沿って包丁を入れ、肉を開く。これで火が通りやすくなる。
開いた手羽元に塩コショウをし、小麦粉を全体にまぶす
フライパンを中火にかけて、油を敷き、皮面を下にしてしっかり焼く。
焼き色が付いたら、少し水を入れてふたをし、弱火で4分ほど蒸す。
パプリカはヘタと種を取り、みじん切りに。
手羽元を取り出し、お皿に盛り付けする。汁は取っておく。
<ソース>
鍋の汁にパプリカを入れて炒め、おろしたニンニクとショウガを加える。
甘口醤油大さじ4を入れ、水溶き片栗粉を少量入れてとろみをつける。
最後にお酢を大さじ2入れて軽くかき混ぜる。
お肉にソースをかけて出来上がり。
ダイエット向けのお肉の食べ方の補足
ここからは番組ではお話されていなかった補足情報です。
肉は消化に時間がかかるし、胃腸に負担もかかります。
そのため、しっかり噛んで食べるのが大事。
また、消化を促進するスパイスや薬味、野菜を一緒に食べるといいのです。
ニンニク、ショウガ、大根おろしは効果的です。
また、ダイエットとしてお肉を食べるのであれば、調味料にも気を使います。
カロリーの高い調味料は避けたいところ。
例えばマヨネーズ、タルタルソース、砂糖がたくさん入ったソースなどはやめておきましょう。
まとめ
お肉を食べると、ダイエットや老化防止に役立つとわかりました。
お肉の部位についても理解が進みましたね。
いつまでも健康で美しくありたいというのは誰もが願うことです。
食卓にすぐ取り入れていきたいと思います。
さらに、痩せる肉といえば、ラム肉ですね。ジンギスカンが有名です。
以前、別番組でも羊肉(ラム・マトン)ダイエットが放送されていましたのでご興味あるひとはどうぞ。