隅田川花火大会の特徴は、第一会場と第二会場の二か所、打ち上げ場所があること。どっちがいいの?何がどう違うの?と見に行く前に迷い始めたあなたに、第一会場と第二会場の違いを比較してみます。それぞれ特色がありますので、場所や特色を事前に知って花火を楽しみましょう。

隅田川花火大会の第一会場と第二会場の違いは?

 

隅田川沿いに、第一会場、第二会場と、花火の打ち上げ会場が2か所あり、それぞれが多くの花火を打ち上げ、東京の夏の夜空を飾ります。2か所の会場で、合計2万発以上の花火が打ちあがります。2017年は合計で95万人の人出が予想されています。

第一会場と第二会場は、主に、

・イベントの有無

・開始時間

・観光と利便性

・混雑具合

の3つのポイントに違いがあります。

 

第一会場の特徴をまとめると

第一会場の一番の特徴は花火業者による花火コンクールが行われることです。

毎年花火職人による渾身の作品が鑑賞できるのは最大の特徴。趣向をこらした花火を見ることができます。2016年にはポケモン花火なんかも上がりましたね。

有料の協賛席も、このコンクールがよく見られるように、多く設置されております。

鑑賞スポットは交通アクセスもよいので、人が集まりやすいという地の利もあります。公園や高架下など開けた花火鑑賞スポットも多いため、場所取り合戦も朝が早いです。

花火は、大会開始の19:05からスタート。

テレビ東京で中継も毎年行われています。

浅草、東京ソラマチといった観光スポットが近くにあります。朝から東京観光をして、夜は花火という流れも作れます。

花火の開始時間が早いので、スタート時点ではまだ日暮れ前。次第に暗くなっていく東京の空のグラデーションからはじまり、コンクールが始まるころには夜の闇に咲く花火をたっぷり堪能できます。

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第二会場の特徴をまとめると

第二会場の特徴は創作花火やスターマインなど華やかな作品がメインにガンガン打ち上げられることです。花火の玉数も第二会場のほうが55%とやや多いです。

花火は、第一会場よりも遅く、19:20頃からスタート。

コンクールのようなイベント性が少ない分、第一会場よりも第二会場のほうが、人は少ないと言われています。

といっても、実際に行けばわかるのですが、人が多いのには変わりありません。

混雑が少ないと言われる理由は、第二会場周辺は建物が多いので、見えるスポットが点在する感じになるからです。

道路が交通規制され、歩行者天国のようになり、夕方の規制開始とともにシートを持った人が道路に場所取りをします。規制は例年18時頃ですが公開はされていません。皆さん道路わきで規制の合図を待って、一斉に動くんですね。

この時花火の打ち上げ方向に建物があると、花火が見づらいので、場所取りにもばらつきが出ます。

第二会場の周辺は、下町の風情が漂う地域です。第二会場近くの隅田川には屋形船がずらりとならぶ光景も見ることができます。

 

 

 

隅田川花火大会で第一会場と第二会場どっちを選ぶ?おすすめは?

第一会場と第二会場、どっちを選ぶかに迷ったら、まずは目的で選ぶといいですね。

あくまで花火の美しさ・コンクールをメインに堪能したいのであれば、第一会場へ。

ぶらぶら風情を楽しみながら、花火も見て、雰囲気を楽しみたいなら第二会場へ。

これが基本です。

 

どちらが混むかといえば、第一会場ではありますが、当たり前の話、混雑具合については、会場から距離が離れるほど、緩和されます。これは第一会場、第二会場どちらも同じです。

ゆかたを着ていく女子、まったりデート希望なら、どちらの会場でもいいので、ちょっと遠目の場所を選ぶといいですよ。

特に隅田川花火大会は人の多さでも有名です。他府県、外国から来た人はびっくり仰天間違いなしです。打ち上げ会場近くはぎゅうぎゅうの人混みになります。

観光の一環で見たい場合は、浅草やスカイツリーを早い時間に見て、夕方は東武スカイツリーライン曳舟駅方向へ水戸街道を移動し、水戸街道向島5丁目バス停周辺あたりにくると、第一会場の花火がよく見えます。観光の最後に殺人的な人混みに巻き込まれて消耗するのも避けられます。(それだけすさまじい人出です)ちっちゃく第二会場の花火も見えるのでいいと思いますよ。

水戸街道は歩行者天国になっていて、こんな感じ。

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隅田川花火大会の日は、夕方から周辺道路が広範囲にわたり、交通規制で歩行者天国になります。

もしお子様連れで見に行くなら、第二会場のほうが適しています。

トイレや食べ物の調達は第二会場周辺のほうが楽にできるからです。

屋台は、隅田公園や浅草寺など第一会場付近に集中してたくさんあって、数だけみれば第一会場のほうが多いんですよ。ですが大混雑しているのと、人の流れで、子どもを連れてやベビーカーだと大変です。

第二会場付近であれば吾妻橋周辺はたくさんの屋台があります。蔵前駅前などは数は多くはないものの、基本的な屋台がそろっており、比較的空いていてゆったりと楽しめます。少し離れて両国駅あたりでは、コンビニも豊富になります。

 

隅田川花火大会は、基本、二つの会場の競演になってます。例年のスケジュールも紹介しておきますのでどちらに行くか決める際の参考にしてください。

開催: 例年7月の最終土曜日 19時5分から20時30分

・19時5分頃第一会場で開幕の花火が上がります。そのまま1000発ぐらい次々と花火が打ち上げられます。

・19時20分ごろになると、こんどは第二会場でも花火が上がり始めます。スタート時は5分くらいの間に1000発以上が一気に打ちあがるので、大盛り上がりになります。

・19時40分ぐらいになると、第一会場で、花火コンクールが開催されます。花火師の趣向をこらした渾身の力作がバンバン打ちあがるので見逃せません。

・20時25分ぐらいになると、最後には両方の会場でラストスパート。スターマインなどが連射され、大歓声が巻き起こります。

・20時30分には終了となります。

では、次に、それぞれの会場の詳細を紹介します。

 

隅田川花火大会 第一会場の詳細

 

隅田川花火大会 第一会場の打ち上げ場所

場所: 桜橋下流~言問橋上流

打ち上げ場所は、桜橋のすぐ南、台東区リバーサイトスポーツセンターの前の川になります。打ち上げ場所の周辺(台東区リバーサイドスポーツセンター、陸上競技場)及び桜橋は立ち入り禁止区域となります。

台東リバーサイドスポーツセンター野球場は協賛席となっています。その隣、対岸に分かれてある隅田公園は、第一会場を一番近くで座って見られるスポットとして人気です。早朝から場所取りでにぎわいます。

 

隅田川花火大会 第一会場 地図

 

隅田川花火大会 第一会場の最寄り駅

・浅草駅(東京メトロ銀座線、浅草線、東武など)

・押上<スカイツリー前>駅(伊勢崎線、半蔵門線)

・曳舟駅

浅草駅から打ち上げ場所付近までは徒歩で約15分です。

 

隅田川花火大会 第二会場の詳細

 

隅田川花火大会 第二会場の打ち上げ場所

場所: 駒形橋下流~厩橋上流

打ち上げ場所周辺の川岸には降りることができません。

川の東側であれば、川沿いの清澄通りという道路が交通規制と共に絶好スポットとなります。

川の西側であれば、江戸通りの「駒形どぜう」という老舗有名料理店の前が鑑賞スポットとして有名です。開始一時間前には人でいっぱいになります。

隅田川花火大会 第二会場 地図

 

隅田川花火大会 第二会場の最寄り駅

・浅草駅(都営浅草線浅草駅)

・蔵前駅(都営大江戸線)

浅草駅から打ち上げ会場までは徒歩15分くらい。蔵前駅からは徒歩5分くらいです。

少し離れてみる場合は、

・両国駅(総武線、都営大江戸線)

・浅草橋駅(総武線、都営浅草線)

あたりでも見えます。比較的すいていますし、歩行者天国にもなっているので、人混みが苦手なら利用するといいでしょう。

 

まとめ

・第一会場と第二会場の違いは主に・イベントの有無・開始時間・観光と利便性・混雑具合

・どっちがいいのか?は花火メイン派(第一会場)か、下町風情と余裕重視派(第二会場)か。

それぞれの会場の特色や地図を見て、どちらメインにするかを決めてくださいね。

 

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