10月31日放送の『梅沢富美男のズバッと聞きます!』では『座タップダンス』(ザタップダンス)が登場しました。座ってできるタップダンスで、認知症予防&冷え性・肩こり腰痛改善にオススメとして、注目されているそうですよ。

教えてくれた伝説のタップダンサー、中野ブラザーズの中野章三さんついても触れてみたいと思います。

梅沢富美男のズバッと聞きますで紹介された『座タップダンス』健康法

梅沢冨美男のズバッと聞きますで取り上げられた、座タップダンス。

座ったままで足を軽快に動かす姿に、やってみたい!と思われた方も多いのではないでしょうか。

立って行う普通のタップダンスは、かっこいいけれど難しそうというイメージですが、椅子に座るというだけで、かなり実践しやすい感じになりますね。

しかもそれで、冷え・認知症予防になりるのですからこんなにうれしいことはないですね。

中高年になって衰えてくるところといえば足腰。

足腰の衰えをタップダンスのリズムで楽しく予防できるうえ、リズムに合わせて踊るので脳の老化予防にもなってくるんですね。

楽しく鍛えておけば、ダイエットにもなりますし、転倒防止にもなります。介護予防にもよさそうですね。

今からの季節、寒くなっていくと、外に出るのもおっくうになりますが、座タップダンスで体がポカポカ温かくなれば、もっと活動的になれそうです。

座タップダンス生みの親、中野章三(中野ブラザーズ)

シニアの間でひそかに注目を集めているタップダンス。

中野章三さんは、そのタップ界のレジェンドとも言える人です。

中野章三さんは実のお兄さんの中野啓介さんと二人で、「中野ブラザーズ」というタップダンスユニットを組んでいらっしゃいました。また振付家でもあります。

残念ながら、兄の啓介さんは2010年に75歳でお亡くなりになっています。生涯現役でらっしゃいました。

そんな兄の意志も受け継いで、中野章三さんは現在もタップダンスを踊っていらっしゃいます。

中野章三さんのご両親は共に役者でした。

中野さんは、小学生の時に観たフレッド・アステア主演の映画に魅せられ、タップダンサーを志します。

そして兄弟共に中学で吉田武雄の門下になり1940年、当時浅草で人気を博していた女剣劇役者・中野弘子の率いる「中野チンピラ劇団」で舞台デビュー。

スポンサーリンク

この頃に後にビートたけしの師匠となる深見千三郎さんと知り合い、ビートたけしさんとはその縁で現在も交流が続いているとのこと。

兄の啓介さんが、ビートたけしさんにタップダンスを教えたそうですよ。

中野ブラザーズとして、日劇を初め宝塚歌劇団、松竹歌劇団、ミュージカル、テレビ、舞台、つくば科学万博などの国際的イベントなど、幅広く出演・振付などを担当されてきました。

最近だと、2017年に24時間テレビに出演されたのが記憶に新しいですね。

中野章三さんは、現在は座タップダンスの普及や、タップダンスを通じて世田谷を中心に地域貢献なども行ってらっしゃいます。

ご年齢は2018年現在で81歳!

素晴らしいご活躍ですよね。

座タップダンス健康法のやり方と動画

座タップダンスは、昭和22年、中野ブラザーズ結成当初から、ステージショーやレッスン前のウォーミングアップとして実施してきたものだそうです。

今も中野章三さんご自身も、毎日必ず行ってらっしゃるそうですよ。

ストレッチ運動や筋肉をつける体操など、タップダンスの基礎の動きを習得していきましょう。

文章でも解説してみましたが、動画を見るほうがやりやすいと思いますよ。

まずはストレッチ。準備運動大事ですね!

 

・キャスターのついていない椅子を用意して座ります。背筋は伸ばして、手は楽な状態にします。膝が90度の位置になるようにしましょう。

・両足を肩幅ぐらいに広げ、片足ずつかかとを上げて下ろします。(ふくらはぎの運動)4回1セット。

・おしりを椅子の前のほうにずらして、両手で椅子の座面を持ちます。片足を前に伸ばし、かかとを地面につけてから、同じ位置に戻す運動をします(膝の裏の筋肉)両足4回1セット×2

・片足からかかとをグーっと前に伸ばすようにのばします。今度はつま先を前に伸ばし、足を元に戻します。(足の甲を鍛え、膝裏とアキレス腱を柔らかくする。)両足交互に4回1セット×2

・片足を上げ、かかとを前に押すようにして、膝を伸ばします。足首を内側から外側に4回、外側から4回、回します。(足首を鍛えて捻挫防止)両足交互に4回1セット×2

・右足を前に出し、同時に左手をまっすぐに出します。右手は真横に伸ばし、そして基本姿勢に戻します。(肩の筋肉をほぐして肩こり解消)交互に4回 1セット×2

・片足を上げて、つま先を立て前に出す。同時に両手を「セーフ」の姿勢にする。足を戻すと同時に、両手も元の位置に戻す。(大胸筋を鍛え、肩甲骨周りをほぐす)4回1セット×2

・タップダンスのステップ
スニーカーや運動靴を履いて行います。
つま先で地面をけって足を前に出し、またつま先で地面を蹴って足をもとの位置に戻します。

タップダンス!

こちらが実際のタップダンスのステップ動画です。

真似してやってみて、興味が出たら、習いに行ってみるといいですね。

インストラクターの先生が各地で教えてくださるようですよ。

まとめ

中野章三さんは、幻のタップダンサー!

その技術を生かして、座タップダンスという健康法を広めておられます。

座って楽しんで、足腰や脳を鍛えられるのは最高ですね。音楽に合わせてやれば、気持ちも明るく楽しくなりそうです。

スポンサーリンク