10月15日の『教えてもらう前と後』で夫源病(ふげん病)のテストが紹介されます。危険性や、なりやすい人の習慣を踏まえ、あなたの辛さは夫源病なのか、もしそうなら何科で診断してもらえばいいのか?症状などチェックポイントとともにご紹介します。

夫源病(ふげんびょう)とは?症状は?

夫源病(ふげんびょう)とは、夫の言葉や行動、存在により妻のストレスがたまったり体調不良の原因になったりすることをいいます。

大阪樟蔭女子大学の石蔵文信教授が、男性更年期外来で中高年の夫婦の患者さんを診察する中で気が付き、命名しました。

夫の何気ない言動に対する不満、あるいは夫の存在そのものが強いストレスとなり、妻が自律神経やホルモンのバランスを崩してしまうのです。

症状としては、めまい、メニエール、動悸、頭痛、不眠といった不定愁訴が出てきます。

ひどい場合は高血圧にも!

この症状だけを見れば、更年期障害にも似ているので、これまで気づかれなかったことも多いようですが、もしかしたら更年期障害のうちの多くのケースが夫源病に該当しているかもしれないのです。

夫源病は、特に更年期の女性に限ったものではありません。夫(パートナー)がいる妻であれば、年令を問わず誰でもなる可能性があると言われています。

最近では、芸能人の上沼恵美子さんが夫源病になったとして話題になりました。

世の中の妻、100人中95人もが夫への不満を抱えているとも言われています。

もし不調があるなら、夫源病ではないか確認してみるといいかもしれません。

夫源病のテスト!チェックリストで確認してみよう

以下のようなことがないか、確認してみてください。

夫源病は、まじめで頑固な夫、我慢強い主婦におこりやすいようです。

夫源病になりやすい人、なりにくい人チェック

・夫に不満を言えないタイプは、夫源病になりやすい。

例えば夫が料理をしてくれるけれど片付けをしてくれない場合、ちゃんと片付けるように言えない人は注意。

・夫に怒られたくないと委縮して言いたいことが言えない

・子どもを通じて話をすると、直接夫婦で話をすることがない

こんな症状があったら注意!

・夫が家にいる週末は頭痛

・平日も夕方からイライラする

・夫に急に怒鳴られたのを機に動悸が始まる。

・唾が飲みこみにくくなった

・めまいに悩んでいるが、夫が長期出張に出たら治ってしまう

・夫の身勝手な発言を聞き、顔ののぼせやほてりが起こる

これらは更年期障害や他の病気でも出てくる症状です。

ですが、夫が不在のときには症状が出ない(軽くなる)、夫の言動によってその症状が重くなる、など、とにかく夫と因果関係がある場合は要注意です。夫源病の可能性があります。

発症のきっかけは?

夫が定年退職して、ずっと家にいるようになってから発症することもあります。

また、夫がうつ病になってずっと家にいる、失業して生活より一緒に過ごす時間が多くなったなど、生活パターンが変わってしまったときから起こることも多いです。

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夫源病は何科に行けば診断してもらえるの?

夫源病を疑ったときに行くのは、心療内科や精神科が良いでしょう。

夫源病という病名は、医学的にはありませんが、「夫源病という症状を聞いた」と一言添えて、ご自身の症状や悩みなどを医師に伝えると良いですね。

間違えやすいのは神経科や神経内科ですが、こちらはあくまで「神経」の病気ですので、今回の夫源病とは異なります。

夫源病は、妻と夫のコミュニケーションや生活の中でおきる心の問題から心身の症状が出ています。

心身症は心療内科の領域ですので、心療内科が適切でしょう。

病院からカウンセリングを提案してもらえることもあります。妻だけで、もしくは夫婦でカウンセリングを行っている場合もあります。

対処法は妻のストレスの発散

病院に行くのと同時に、ご自身でも対処をしていく必要がありますね。

具体的には医師やカウンセラーとの相談になりますが、対処療法としては女性のストレス発散になります。

3~4日間、夫と離れるために家出をするのも効果的です。

旅行や外出をするといえば必ず「ついていく」という夫や、妻一人での外泊を許さない夫も多いでしょうが、そこを振り切って家出をするのです。

石藏先生は、これを「プチ別居」と呼んでらっしゃいます。

妻が我慢をしない環境を作り出し、夫は妻のありがたみを感じる時間を作るのです。

これをきっかけに、お互いに依存せず、家事分担や生活習慣を見直して行く方法です。

夫婦のコミュニケーションの改善

夫に妻が気を使いすぎて言いたいことが言えていない、妻が何かを言っても夫が無視する、波風が立たないようにお互い牽制しているなど、何かしら我慢と負担がかかっているから症状が出るわけです。

まずは本音をぶつけ合い、たまには小さな喧嘩をするのも良い方法だそうです。

手を出したり暴言を吐くのはよくありませんが、遠慮せずに本心を話す機会を作るのは大切です。

おわりに

夫源病チェック、どのくらい当てはまりましたか?

たくさん当てはまった方は、夫のいろんなことに我慢をして暮らしているのかもしれません。

定年後に妻にくっついてくる夫のことを「濡れ落ち葉」なんて言っていましたよね。仕事人間だった夫が家では邪魔になるという意味です。

こうならない前に、仕事を辞める前からある程度、家事ができるように生活力をつけさせておきたいもの。

また、全く妻の意向を汲み取らずに身勝手に振る舞う夫にも、妻のありがたさを理解してもらうように仕向けて行く必要があります。

でも、相手合ってのことですし、人を変えようとするのは難しいかもしれません。

コミュニケーションの一歩は、まず「自分が」どう感じているのか、どう思っているのかを伝えることからです。

心身に不調が出るほど我慢をしてしまうのは、本当に真面目な方なのだと思います。

夫婦間で、そして自分の心身とも、上手にバランスを取っていきたいものです。

症状がひどいなら無理せず医師に相談してくださいね。

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