9月25日の「林修の今でしょ!講座」で林先生と名医が、キムチを健康長寿の秘訣として紹介。キムチの乳酸菌と長生きの関係を見ていきましょう。

キムチの乳酸菌について林修先生と白澤卓二先生が解説

女性の死因第一位は大腸がん。大腸の健康は長生きするうえでとても大切ですね。

番組でキムチと健康について解説するのは、白澤卓二 先生です。
白澤抗加齢医学研究所の所長で医学博士。お茶の水健康長寿クリニックの院長をされています。

この先生は、よくテレビ出演されていますし、本も出版されています。

キムチのお話だと、「水キムチ」を聞いたことがありませんか?

白澤先生の提唱する水キムチで腸活をすることで、健康になり、長寿が実現できるという方法、

植物性乳酸菌が豊富で、ビタミンや食物繊維、ミネラル、フィトケミカルもとれるすぐれた料理として、本も出版されていますね。
お米のとぎ汁200mlにつき塩は小さじ1を加えてひとに煮立ちさせ、冷めたらビニール袋に移して、好みの野菜を漬け込みます。
良く揉んで、常温で半日置けば完成。乳酸発酵で袋が膨らんできたら出来上がりのサインです。

簡単な、辛くない(唐辛子をつかわない)キムチです。
賞味期限は1週間です。

お米のとぎ汁には、乳酸菌が含まれています。
乳酸菌はお米の糖分で発行します。
その時、爆発的に乳酸菌が増えるので、強力な発酵食品になります。
ぬか漬けは約1600万個、普通のキムチは約1億6000万個のところ、水キムチは約3億個の乳酸菌ができるのです。

乳酸菌の量は、ぬか漬けよりキムチが多く、腸内環境をよくするには最適ということなんですね。

番組では、白菜の乳酸菌の数を比較していました。

通常の白菜には乳酸菌はほとんどいませんが、キムチにすると、1gに1億個にまで増えます。

同じ量で比較すると、ヨーグルトよりも多いです。

ご長寿の方の冷蔵庫には、キムチが入っている!というのは、この腸内環境と乳酸菌の関係が深い、ということなのです。

キムチと乳酸菌の長寿効果とは?

以前、別番組でも、白澤先生は、キムチはスーパーフードだと解説されていましたね。

2017年にイギリスの医学誌に発表された内容によると、2030年には韓国が世界最高の長寿国になると発表しており、その要因がキムチではないかとも言われています。

キムチの乳酸菌は植物性の乳酸菌です。人の腸の中にいる善玉菌、悪玉菌、日和見菌がいます。キムチを食べて善玉菌を増やすことで、日和見菌が善玉菌の味方になり、腸内環境が良くなります。

また、植物性のキムチの乳酸菌のほうが、生きたまま腸に届く確率が高いとのことでした。胃酸に強いからです。

さらに、ラクトバチルス・サケイHS-1という新種の乳酸菌は、2010年の実験で、免疫を活性化してくれる働きが強く、ビフィズス菌の100倍!死んでも腸内で免疫をたかめてくれるのだそうですよ。

便秘、おなかの張り、認知症の予防にも効果があるとのことでした。

腸で認知症?一見関係がなさそうですが・・・。

実は長引く便秘は、認知症の前触れの可能性があるのです。
ある方の便秘の原因を調べたところ、レビー小体型認知症がわかりました。

レビー小体型認知症は、体内のたんぱく質が変異して、体中の神経を攻撃することからはじまります。
まず腸や内臓周辺から神経攻撃が始まり、脊髄を通じて脳へと移行するのです。

レビー小体型認知症は最初に腸を攻撃するのだそうです。

長引く便秘を診察したら、レビー小体症が原因で、認知症の一歩手前だった事例も!

腸と脳の関係はとても深いものなのだそう。

腸脳相関という言葉もあるくらいです。
キムチの乳酸菌で腸の状態を快適に保つことで、認知症の原因も抑制できるとしたら、素晴らしいことですよね。
便秘解消によって疲労感やお肌にもいいですし、食前に食べれば血糖値もあがりにくくなるとのことです。

白澤卓二先生は、ココナッツオイルでアルツハイマー予防の本も出版されています。

長生きはいいけれど、健康でなければ人生を楽しむことが難しくなっていきます。

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いいものを積極的に取り入れて、食を楽しみながら病気も予防できるなら、こんなに良いことはないですよね。早速家族で取り入れていきたいところです。

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キムチの上手な食べ方

キムチの乳酸菌がより多い状態なのは、賞味期限ぎりぎりで食べることです。

賞味期限までは乳酸菌は増えていきます。しかし、賞味期限をすぎると、逆に乳酸菌はエサが無くなってしまうので減っていくのです!

乳酸菌を効率よく食べるには、夜がいいです。昼間は消化管の中にとどまっている時間が少ないためです。夜のほうが腸内バランスをよくするのにいいのです。1日50グラムくらいを食べましょう。(食べ過ぎ注意!)

より生きた乳酸菌を食べるには、そのまま食べるのが一番。

乳酸菌は加熱すると死んでしまいます。40度が一番増殖しやすいのですが、60度なら30分で死滅し、キムチ鍋にすると一瞬で死んでしまいます。

でも、キムチの乳酸菌は死んでいても大丈夫。死んだ菌は腸内で善玉菌の餌になったり、悪玉菌を吸着する働きがあります。加熱したものもそのままでもOK。一緒に食べるとなおいいですね。

キムチと一緒に食べるとよい食材は、「きのこ」です。

キノコの食物繊維が善玉菌の餌になり、より腸内環境をよくすることが出来ます。

また、

・キムチに不足しているたんぱく質とカルシウムを補える「チーズ」

・乳酸菌の餌、水溶性の食物繊維を摂取できる「海苔」

番組で実際にご長寿の方が食べていたのはこちらです。

キムチときのこのスープ

にんじん、キノコ(シメジやえのき)と鶏ガラスープでスープを作ったら、キムチを入れて煮立たせます。

卵をかきたまにして入れます。

さらに仕上げにキムチをトッピングで出来上がり。

キノコとキムチの相乗効果で腸にいい!

キムチチヂミ

味付けはキムチだけでOK。キムチは調味料!というお声も。

ニラ、小麦粉、キムチを入れて焼き上げます。

キムチ納豆

いつもの納豆にキムチをトッピングするだけ。一番おすすめの組み合わせです。納豆のオリゴ糖が乳酸菌の餌になり、より腸内環境によい食べ合わせです。

ナットウキナーゼという血栓を溶かす成分、にんにくのメチルアリルトリスルフィドも血栓対策になります。

動脈硬化や心筋梗塞が気になる人には特におすすめです。

混ぜて食べればごはんが進みますね。

納豆キムチバスタ

キムチと納豆を、ゆでたパスタに和えるだけの簡単レシピ。

キムチ春巻き

エビと大葉、キムチを入れて春巻きに。何もつけなくてもおいしい春巻きの出来上がりです。

豚キムチ

豚肉とキムチを炒めるだけのお手軽レシピ。シメジと豚肉とキムチを炒めます。

出来上がったら、加熱していないキムチをトッピングして食べます。

ビタミンB1が牛肉の10倍の豚肉は、キムチのニンニク成分アリシンは豚肉と食べることで、アリチアミンに変化し、ビタミンB1の吸収率が上がります

キムチチャーハン

キムチとごはんを炒めてつくります。番組ではキムチチャーハンにシラスをトッピングしてました。さらにキムチをトッピングして食べます。

焼肉とキムチの正しい食べ方

キムチにもいろいろ種類があります。焼肉のときに胃によいのは「カクテキ」です。カクテキは大根のキムチです。

大根の辛みの成分「スルフォラファン」は、ピロリ菌の殺菌効果があり、胃がんの予防にもなります。

サバとキムチのチーズ焼き

鯖の缶詰にキムチとチーズをのせてオーブンで焼くだけ!お子さんにも食べやすい一品になります。

海苔キムチ茶漬け

お茶漬けにキムチをトッピング!海苔と一緒に食べることが出来るので、食物繊維が豊富です。

まとめ

キムチが冷蔵庫に入っている人が長生きしているというのは、腸の健康にポイントがあることがわかりました。
乳酸菌はどんどん研究が進んでいる分野です。
発酵食品を上手に取り入れて、健康で長生きをしたいものですね。

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