10月22日放送の『名医のTHE太鼓判!』で紹介の赤い甘酒が話題です。血圧が下がる紅麹甘酒の効果は本当なのでしょうか。その内容と、入手したい場合の通販取り寄せ情報をまとめました。
赤い甘酒で血圧が下がる!名医のTHE 太鼓判で紹介
血圧が改善する食材として、紅い甘酒が紹介されましたね。
番組で検証していたのは、コップ一杯を10日間です。
血圧は、モニターの方の事例ですと
183/136 → 126/107 と改善していました。
橋本大二郎さんも、血圧の上が184 → 110と大きく改善。これはすごかったです。
赤い甘酒とは?
紅い甘酒は、紅麹カビ(モナスカス属のカビ)を使って造られています。
紅麹甘酒という名前でも販売されていますよ。
ベニコウジは色素としても食品によく加えられてます。
紅い甘酒は、色合いとしてはピンク色って感じですね。お店によっては桜甘酒なんてネーミングにしていることもあります。
紅麹カビは、古くから食品の色素や漢方薬として使われています。紅麹の中国語名は「紅曲」です。
沖縄県の赤い色の豆腐の発酵食品『豆腐蓉(とうふよう)』も、この紅麹によって赤色になっています。
中国・台湾地方で老酒や紹興酒などの酒造にも使われてきたんですよ。
紅麹の効能
今回、紅い甘酒が血圧を改善するといわれたのは、紅麹の効能によるものです。
紅麹はカビの一種。
紅麹には、ガンマー(γ)-アミノ酪酸(ギャバ)やモナコリンK(ロバスタチン)などが含まれています。
紅麹に含まれるガンマー(γ)-アミノ酪酸(ギャバ)は、延髄の血管運動中枢に作用し、血管を拡張する働きがあるとされています。
GABAはリラックス系のお菓子(チョコレート)なんかにも配合されてますよね。
GABAは白い甘酒には入っていないのです。天然のアミノ酸の一種で野菜などにも含まれますが、紅麹はキャベツの3倍、大根の5倍、タマネギの19倍も含まれています。
このギャバが血管を拡張させて、血圧を安定させるのです。
モナコリンK(ロナスタチン)は、肝臓でコレステロールの合成に関わる酵素の働きを阻害する作用があります。
血液中の悪玉コレステロール低下が期待できる成分です。この成分は日本では承認されていませんが、海外では高コレステロール血症の治療に用いられているような成分です。
紅麹はこうした成分を持っているんですね。
その結果、コレステロール値を下げ、動脈硬化の予防・改善につながるほか、血圧上昇を抑える方向にも作用します。
GABAとモナコリンKの、血管拡張とコレステロール低減で、血圧を下げるのが紅麹のはたらきといえますね。
ですから、血圧への効果を期待するのであれば、白い甘酒ではなく、紅い甘酒(紅麹甘酒)でなくてはダメなんですね。
紅い甘酒の飲み方は?
京都で売られていたものを飲んだことがありますが、味的には一般的な甘酒とは大きな違いはないです。白い甘酒より若干の酸味があるかもしれませんが、正直、モノによっての差かもしれません。甘くておいしいです。
明確な違いは感じられませんでした。
無糖のヨーグルトにかけて食べる方法が番組で紹介されていました。フルーツを添えて食べるとおいしいそうです。
また、1対1で牛乳で割ると、イチゴミルクのように飲めるそうです。
赤い甘酒を製氷ボックスで凍らせて、シャーベットにして食べると、デザートにもできます。
注意点
紅麹はサプリメントでも出ていますが、ヨーロッパではカビの毒による健康被害が報告されています。
あくまで食品として甘酒からとるほうがよさそうです。
紅麹甘酒はおいしいからと言って、ガブガブ飲んでしまっては逆効果です。
甘酒は飲む点滴といわれる栄養豊富な飲み物です。
その中にはブドウ糖が含まれています。
甘酒を飲むのであれば、1日の摂取量は、200mlまで程度に抑えておきましょう。料を飲むとカロリーオーバーの危険もあります。
また、糖尿の既往がある人は注意が必要です。明らかに糖ですから、血糖値コントロール中は医師と相談しましょう。
紅い甘酒の通販お取り寄せは?
紅い甘酒は、楽天やアマゾン、yahooショッピングなどで気軽に購入できます。
麹を使った甘酒は、酒屋さんでの取り扱いが多いです。
スーパーなどで売っている安価な甘酒は、酒かすと砂糖を溶いたタイプの甘酒ですし、紅麹はもちろん入っていません。
専門店での購入が必要です。
まとめ
紅い甘酒は、紅麹を使った甘酒。紅麹の成分により、血圧を安定、改善することが期待できます。
ただし、飲みすぎには注意です。
目にも美しい紅い甘酒で、健康を維持していきましょう。
歩く歩数で高血圧が改善できるかどうかわかるそうです
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