芦屋サマーカーニバルは芦屋花火大会とも呼ばれていた夏のイベント。花火を気軽に楽しめる
有料の一般観覧席から混雑を避けて見られる穴場スポットまで、地元民が一挙公開します。
芦屋サマーカーニバル・芦屋花火大会の特徴は?
芦屋サマーカーニバルは、市民まつりの一環として行われるイベントです。
以前は芦屋花火大会として名が通っていましたが、芦屋市はサマーカーニバルの名前で広めたいと考えているようです。学生さんたちの間では「サマカ」と呼ばれることもありますが、一部かなぁ。
当日は午後から市民ステージで催しがあり、縁日、屋台もたくさん出ます。
花火はこのお祭りのクライマックスを飾る大イベントになっております。一時期スポンサー不足で中止が危ぶまれましたが、毎年開催されています。
毎年異なるテーマと演出で、ビーチの砂浜を生かして、3D花火が上がります。
最近はメッセージ花火やプロポーズ花火も上がったりします。
2019年第41回 芦屋サマーカーニバル 日程
7月20日(土)が予想されます
花火の日程 19:45~20:30 雨天中止は当日16時に決定
(サマーカーニバルのイベント自体は13:00~21:00)
夜店の数:約150店
花火の数:約5000発
芦屋サマーカーニバルの有料席・一般観覧席
芦屋サマーカーニバルの花火には有料席が用意されています。
特に芦屋サマーカーニバルは、有料席のバラエティが豊富なのが特徴です。
【前売りのみの特別席】ローチケ.comで販売
・アリーナ観覧席 4名様1組 70,000円
豪華ディナー付きテーブル席。実演ビュッフェ+オードブル+フリードリンク
・カップル観覧席 おふたりで 21,000円
2人用テーブル席。芦屋・ホテル竹園謹製カップル用お弁当+フリードリンク。
・特別観覧S席 10,000円
テーブル席。お弁当+フリードリンク。
・特別観覧A席 6,000円
テーブル席。フリードリンク。
・焼肉観覧席 11,000円
テーブル席。焼肉セット+フリードリンク。
・グループ観覧席(6名) 20,000円
テーブル席
前売りだけでもこれだけあるんです。デート向け、カップル向けがしっかり用意されているのが特徴。関西でもこれだけ席が充実しているのは他にはあまりないんじゃないかなと思います。
芦屋サマーカーニバルの一般観覧席
当日券ありの一般観覧席は、お値段もお手頃でお勧めです。
芦屋サマーカーニバルは、混雑するとはいえ、淀川や神戸の花火と比べれば動きやすいですし、ビーチに作られた観覧席は大迫力の花火が見れますよ。
一般席(当日券あり)
・砂浜観覧席 1,000円 (小学生以下無料)
芦屋浜の砂浜に作られた席です。
イス・テーブルやクッションシート等はありません。
お値段は手頃ですが、芦屋浜はわりと広くて遮るものがないので、花火が大迫力できれいに見えます。浜の砂は粗めです。サンダルやパンプスで行くと足が砂だらけになりますので注意。
砂の上なので、おしりは痛くなりにくいです。
レジャーシートを敷いてみるといいですよ。
折り畳みのチェアも便利ですが、足が細くて独立している椅子だと、ちょっと砂の上だと安定しにくいかもしれません。砂浜なのでやぶ蚊がいないのがありがたいです。
17時にはすでに混み出すので、それより前に行っておくといいですよ。
小学生以下無料とあって、家族連れで混み合います。
・一般観覧席 2,500円(当日 3,000円)
クッションシート付です。
スタンドエリアといって、コンクリートの階段部分に腰かけて見れます。
シートやタオルを敷いて座ると楽ですね。
ここも17時には混みだします。
大人が多いので、落ち着いて見れます。
・障がい者観覧席 (市内)無料 (市外)500円
障がい者手帳を提示すれば安くなります。
無料スポット 芦屋市総合公園・潮芦屋緑地
公式で無料の花火の観覧広場が設けられています。屋台も近くにありますし近いです。
鉄板の観覧スポットです。
芦屋サマーカーニバルの花火の穴場スポットは?
では、花火の穴場スポットをご紹介しましょう。
芦屋は北に山、南に海、阪神間の特徴的な地形です。
穴場のスポットは、大きく分けて3つ。
・芦屋浜を見れる隣の浜
・芦屋浜へ流れ込む芦屋川
・花火は小さいけれど見渡せる芦屋の山の手
です。
打ち上げ会場から近いほど混雑し、遠くなるほど花火の見え方が小さくなるので、お好みでスポットを選んでください。
芦屋川の川沿いから
花火の打ち上げ会場までは、阪神芦屋駅から、芦屋川沿いに南下することになります。
川沿いの道からも、花火が見えます。
西側の川沿いのほうが見やすいです。でもちょっと花火が遮られて欠けちゃうと思います。
混雑が苦手で歩くのも大変という地元民は、川沿いで見て、混雑する前に帰るという人もいます。
西宮ヨットハーバー・西宮浜で芦屋花火大会を見る
芦屋の東隣、西宮市にあるヨットハーバーです。程よく近くてよく見えるスポットです。
ただ今年は大きなリゾート施設が建設されたこともあり、建物に遮られてしまう可能性が・・・。
毘沙門公園(西宮市)
地元民が集う穴場。阪急苦楽園口駅から徒歩15分。ちょっと坂道を歩いて北のほうへ行きます。
ちょっと小さめですが、キレイに花火が見れます。近くには阪神の野球選手が必勝祈願に来る越木岩神社があります。
西宮大橋・御前浜公園・西宮浜総合公園
ちょっとここまで来ると、花火も若干小さくなってきますが、大きい花火はしっかり見れます。
リゾ鳴尾浜の芝生
最寄り駅は甲子園。かなり距離があるので花火は小さいです。比較的ゆったりと花火が見られるスポット。芝生に座ってみることができます。
芦屋浜に向かって遮るものがないのがいいんですよね。
深江浜
芦屋市の西隣、神戸市の東灘区です。花火打ち上げ場所の対岸になります。
深江浜地域は一帯が工場地帯です。うまく工場のフェンスや建物の間から見れれば、結構きれいです。地元民が歩いて見に来ています。
サンシャインワーフ
神戸市東灘区青木1-2-34
サンシャインワーフは海沿いにある商業施設です。駐車場完備。南側に大広場があって、そこから見ることができます。深江浜を挟んで打ち上げ場所から1kmくらいとさほど離れていません。
芦屋サマーカーニバルの花火は六甲アイランドからも見れる
六甲アイランドは海の離島。も穴場です。もともとそれほど人が多くない、車もあまり通らない地域です。
車でいくならこちらのほうが良いかと。花火会場は北東に位置します。橋をわたって直ぐエリアでみるといいでしょう。
保久良神社
阪急岡本駅から山のほうへ。うねうね曲がる山道を登ると、神社があります。灘の一つ火と言われた昔の灯篭がある神社です。普段運動していないと結構きついです。スニーカーと虫よけは必須。街灯は少ないので足元に気を付けてください。イノシシもいますので注意。尚、保久良山から先の金鳥山による上るのは無謀です。暗いし本気で山道ですのでやめましょう。
六甲山
六甲山のレストラン、カントリーハウスも芦屋の花火を見るにはうってつけです。
ただし、花火はちっちゃいです。神戸みなと花火大会にもお勧めスポットですが、神戸の花火よりよく見えると思います。
おわりに・まとめ
芦屋サマーカーニバルは関西の花火大会では規模は小さいですが、人気のお祭りになってます。
近隣は市街地が多いので、マナーを守って楽しみましょうね。