10月18日放送の『主治医が見つかる診療所』では、足の名医が将来歩けなくなる危機の回避法を教えてくれました。

主治医がみつかる診療所で紹介!菊池守医師

ゲストの菊池守医師は、下北沢病院で「足病」(そくびょう)を見ているお医者さんです。8000人もの人の足をすくってきたそうです。

日本では、病名で分かれているので形成外科に行ったり、内科に行ったり、あしの病気なのにあちこちに行かなくてはならないですよね。

しかし、アメリカでは足首より先やひざから下が悪かったら、足病医に診察してもらうのだそうです。

捻挫やケガ、外反母趾といった変形の手術、糖尿病合併症など、足にかかわる病気を一か所で診察をしてくれます。

そうした海外の状況を見た先生は、足病専門の病院の院長として下北沢病院を運営され、日本に「足病」という概念を浸透させようと頑張っておられます。

一か所で足の病気の悩みが相談できる病院、患者さんにとっては嬉しいですよね。

歩き方や靴に問題がある場合、靴の中敷きを作ってくれます。

歩き方の科学的分析を行い、歩行指導もしてくださるそうです。

靴底のすり減り方でわかる歩き方

誰もが知らないうちに歩けなくなることがあります。

靴底のすり減り方で将来の歩行の危険性がわかります。

理想的な靴底のすり減り方は、つま先とかかとがすり減っています。

かかとの外側から設置し、親指で地面を蹴るので、その部分がすり減ります。

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将来歩けなくなる?注意が必要なのは

フローリングの上ではスリッパで動くほうがいいです。

老化によって足の裏の筋肉や脂肪が薄くなり、足裏の衝撃が骨に伝わりやすくなります。

傷みが生じやすくなり、それをかばうことで歩き方が悪くなります。

カーペットや畳の上でははだしでも大丈夫です。

また、アキレス腱の柔軟性が大事です。ここが固いと将来歩けなくなるかもしれません。

足を使わなくなったことで固くなりがちです。

菊池式アキレス腱ストレッチ

壁に手を突き、力を抜き、深呼吸しながら反動を付けずにアキレス腱をストレッチします。

伸ばしたい足を後ろに下げる。つま先はまっすぐ前に向けるのがポイント。

座ってやるのもおすすめです。

つま先を前に向け、膝を曲げて前に体重をかけ、アキレス腱を伸ばします。

アキレス腱が固くなると、つま先が上がらなくなるので、なんでもないところで躓くようになります。腸腰筋が加齢で弱ってもつまづくようになります。

まとめ

足の先は目から遠いのでよく見ることが少ないです。よく見て明らかに足に腫れや切れがあるのに痛みがない場合は糖尿の恐れがありますのでよく見ておきましょう。

足に痛みがあると、不自然な歩き方になり、肩や腰が悪くなることもあります。膝が悪くなることも。

健康な時には、歩けることが当たり前ですが、いざ病気になるとつらいものです。

いつまでも歩いていられる健康な足を維持していきたいですね。

歩行についてはこちらもおすすめ。転ばないための足のセンサー。

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