敬老の日のお手紙を小学生の子供が書く場合、親が最初は手ほどきする必要がありますよね。
孫が書く場合の文例と書き方、子供の素直な気持ちを引き出し、手紙に反映させる簡単な方法ををお伝えしますね。

敬老の日の手紙の書き方、小学生の孫から祖父母へ

子供が敬老の日の手紙を書く場合は、もちろん自由に書かせればいいわけです。
ですが、小学校3~4年生ぐらいまでは、どう書いていいのかわからない子供もいるでしょうから、最初に文章校正をある程度大人が作ってあげるのも手です。

できの良い100点満点の文章を子供に要求するのではなく、うまく質問して、気持ちを引き出してあげられると、子供も喜んで書くでしょう。
もらった祖父母も、孫の感性と固有の思い出に触れると、たまらなくうれしいものです。

小さい子は絵も入れて

また、言葉だけではなく、絵を入れることで、より伝わる手紙になります。
特に低学年の場合は、似顔絵や気持ちを絵にするほうが楽しめます。

できるだけ大きな紙を用意して、色鉛筆やクレヨンも渡してみましょう。

それプラス、メッセージを書かせていきます。

大まかな構成はこんな感じです。

敬老の日の感謝の気持ち

まずは、おじいちゃん、おばあちゃんへの感謝の気持ちから始めます。

お子さんなので、シンプルに「ありがとう」「いつもありがとう」から始めれば大丈夫です。

お子さんには、「おじいちゃん、おばあちゃんに何ていう?」と質問して引き出してあげてください。

 

近況報告を書きましょう

お子さんに、「最近はどんなことをして過ごしている?」と質問し、手紙に書かせるといいですね。
特に遠方のおじいちゃんおばあちゃんに手紙を書く場合は、孫の最近の状況を書いてあげると喜ばれます。

 

おじいちゃん・おばあちゃんとの思い出エピソード

以前におじいちゃん・おばあちゃんに会ったときに、どんなことを思ったか。
いつも、一緒に過ごしているとき、どう思っているか。何を楽しんでいるか。
今度会ったら、どんなことをしたり、話したいか。

・・・などををお子さんに質問し、それを手紙に書かせてみましょう。

具体的なエピソードが入ると、貰い手もうれしいものです。

 

健康や長寿を気遣う言葉

敬老の日のお手紙なので、健康や長寿を願う言葉を入れて締めくくると手紙としての体裁がうまくまとまります。
子供には、「敬老の日は、おじいちゃん、おばあちゃんの長生きをお祝いする日だから、なんていう?」と質問して、言葉を選ばせてあげるといいですね。

 

敬老の日の手紙の例文

では、どんな風になるのか、実際の例文を挙げてみますね。

低学年の子には、文字で書くのが進まなければ、絵で表現するように勧めてあげるといいですね。

 

・小学校低学年

おじいちゃん、おばあちゃん、いつもありがとう。
ぼくはがっこうにいって、うんどうかいのかけっこのれんしゅうをしています。
まえにみにきてくれたよね。またきてね。
だいすきだから、げんきでいてね。

・小学校中学年

スポンサーリンク
おじいちゃん、おばあちゃん、いつも遊んでくれてありがとう。
この前はいっしょに公園でてつぼうするのを見てくれてうれしかったです。
またいっしょに公園にいってあそんでください。
だからずっと元気で長生きしてください。

・小学校高学年

おじいちゃん、おばあちゃん、今日は敬老の日です。
僕は最近おじいちゃんに将棋を教わりました。
難しいけれど、うまくいくと楽しいです。
おばあちゃんには、手作りのちらし寿司を食べさせてもらうのがうれしいです。
そんなおじいちゃんおばあちゃんが大好きです。
いつも僕のためにありがとう。
これからも健康で長生きしてください。

敬老の日の手紙例文~孫から遠方の祖父母へ

遠方に住んでいるおじいさん、おばあさんに対しては、孫の近況報告を聞くのも楽しいものです。積極的に、今どんなことをしているのかを子供に書いてもらうといいでしょう。

子供も、自分の楽しんでいることは書きやすいはずです。

また、以前に祖父母に会いに行ったときにエピソードを交えるのもいい方法です。おじいちゃんおばあちゃんとの思い出を子供に思い出してもらうと、話も膨らみやすく、書いていて楽しくなります。

 

例文その1

おじいちゃん、おばあちゃん、こんにちは。
敬老の日おめでとう。
夏休みには、おそうめんとお団子を食べさせてくれてありがとう。
畑できゅうりとトマトを取ったのも楽しかったです。
またおじいちゃんおばあちゃんの家に行きたいです。
げんきに長生きしてください。

例文その2

おじいちゃん、おばあちゃん、お元気ですか。
私は、毎日がっこうで楽しくあそんでいます。
なわとびが上手になって、二十飛びができるようになりました。
今度会ったときに見せてあげるね。
ずっと健康でながいきしてください。

 

おわりに・まとめ

いかがでしたか?
小学生の場合は、うまく親から質問をして、思いを引き出してあげるといいですね。
あまり格式張らず、のびのびと書かせたほうが、思いが伝わります。

楽しんで書かせてあげましょう。

 

 

スポンサーリンク